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“心から僕が大切にしているモノは、キミだよ!”

作者: 七瀬







“心から僕が大切にしているモノは、キミだよ!”



私は9年付き合っている彼にこう言われる。

正直、彼との付き合いも長いしお互い“好きや愛といった気持ちは

もう何処かへ行ってしまったんだと私は思っていた。”

現に彼と付き合い初めは、彼と一緒に居れるだけで幸せだった。

彼が何をしても愛おしく許せる存在だったのに......。

9年も一緒に居ると? 彼が何かするたびにイライラするし彼の言う

一言がムカついて仕方がない!

当たり前に居る彼に私は完全に慣れてしまい、一緒に居る事が窮屈に

感じる事さえあったのだ。

そんな彼が私に対して、こんな風に想ってくれていた事に驚きと喜びが

隠しきれなかった。

でも同時に、“自分に恥じてしまった部分もあったわ。”

彼はいつだって私に向き合ってくれていたのに、私は彼の悪い部分しか

見てなくて、、、。




彼の言ったあの言葉を私はずっと忘れないでいた!

同時に彼への気持ちがまた愛情に変わっていくのが私にも分かったの。

やっぱり私は彼しか居ないんだって分かったから。







 *



『どうしたもんかな?』

『えぇ!? 何が?』

『“彼女にどうやってプロポーズしよう?”』

『・・・まあ、彼女と付き合って9年だよね? 結構難しいよな!

こういうのは早めにやらないと? 時間が経つとプロポーズする

タイミングを逃すからさ!』

『だから、プロポーズの先輩に相談してるんじゃないか!』

『“おれは彼女と付き合って1年半で結婚してんの! 9年も付き合って

ないから、おれに相談されても分かんないよ!”』

『でもさ、プロポーズはしたんだよね? 何て言ったの?』

『夢の国で、プロポーズしたよ。』

『なんて言ったの?』

『“おれと夢の国のような家庭を作ってくれないかって。”』

『はぁ!? ダサっ!』

『・・・確かに、彼女がおれのプロポーズが気に入らなかったみたいで、

何回もプロポーズする羽目になったんだよな。』

『“プロポーズって? 何回もするモノ?”』

『しないしない! 面倒くさいだろう!』

『俺は普通に、“結婚してください”って言うつもりだけど......。』

『おめーえ! それはないぞ! 彼女絶対に怒るに決まってんじゃん!』

『えぇ!? そ、そうなの?』

『9年だぞ9年! 長い間待たせたんだから、もっと豪華に派手に

プロポーズしないと、、、!』

『俺は別に普通でいいし!』

『お前の話なんか聞いてないよ! 彼女の為だろうが、、、!』

『・・・・・・』

『ちゃんとプロポーズ決めて来いよ!』

『あぁ! 分かってる。』

『それならいいんだ! 頑張れよ。』

『・・・うん。』







・・・時間はかかったけど?

やっと彼から“プロポーズされた。”

彼は彼なりにいろいろ考えて私にプロポーズしてくれたんだと思う!

でも最後は、彼なりのプロポーズの仕方をしてくれたんだよね。



『今から二人で公園でも行って歩かない?』

『えぇ!? あぁ、うん。』


『・・・あのさ?』

『うん!』

『“結婚しようか?”』

『えぇ!?』

『・・・・・・』

『うん。』





彼はカッコつける訳でもなく、いつもの流れでそう言ってくれたの!

なんだかそれが一番嬉しかった。

この男性かれとなら、きっとステキな家庭が作れると想う。

ずっとずっと私と一緒に居てね。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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