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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

【始まらないゲーム】

作者: すいげう六海

登場人物

主人公:西崎 涼

AI


~本文~

西崎「やっとプレイ出来る!!ずっと発売待ってたんだよな

   イーターゾンビ」

西崎「でもなー、イーターゾンビをプレイするには専用のゲーム機が要るから

   結構お金かかってしまった、、、」

西崎はゲームを起動した

ゲーム画面に文字が表示された


ゲーム画面「このゲームはゾンビが生物を食べたり時には食べられたりするゲームです。

     VRを装着してのプレイになりますので周りに気を付けてください

     間違っても周りの人を食べないでください。

     そして、このゲームはAIを搭載しています。

     貴方の言葉にAIが反応し返答してくれます。

     なので、ヘッドホンの着用をお願いします。

     されない方は強制的にゲーム機が吹っ飛びますのでご注意ください。


西崎「最後サラッと怖い事言わなかった!?」

AI「だって、事実ですもん」

西崎「ほんとに喋った!?」

AI「はいはい、そういう反応良いですからゲーム始めませんか?」

西崎「あ、はい」

AI「では、名前の入力をお願いします」

西崎「名前はもう決めてる!デスサイド」

AI「その名前でよろしいですか?」

西崎「うん」

AI「ほんとにほんとによろしいですか?」

西崎「え、良いよ」

AI「ファイナルアンサー?」

西崎「何でそんなに確認してくるの(笑)早くゲーム始めさせて」

AI「かしこまりました。では、名前をデスサイドで登録します

   これでゲームスタートです」


ゲームスタートした次の画面ではGame Overと表示された


西崎「何でGame Overなんだよ!?まだ始めてすら」

AI「コンティニューしますか?」

西崎「何で、Game Overになったか分かんないけどコンティニューする」

AI「かしこまりました。コンティニュー致します」


コンティニューをした次の画面ではGame Overの文字が表示された


西崎「何でなんだよ!!この日をずっと楽しみにしてたのに

   貯金だってしてゲーム機にソフトも買ったのに、、、

   AI教えてくれよ。何が問題なんだ!!」

AI「名前です」

西崎「名前?デスサイドの事?何がどうダメなんだよ」

AI「取扱説明書は読まれましたか?」

西崎「読んでないよそんなの。読まなくても出来るし」

AI「取扱説明書のプレイネーム決定の際の注意事項のページを読んでみてください」

西崎「分かった。名前に死が関係する文字を入れるとGame Overになります?

   なんだよ、これ」

AI「デスサイド。デスは死を意味する言葉です」

西崎「名前変更するからやり方教えてくれ」

AI「出来ません」

西崎「じゃあ、何で名前決定の時に言ってくれなかったんだ」

AI「私は何度も確認しました。それで良いと言ったのは貴方です」

西崎「確かにそうだ、、、あ!!ソフトを変えたら出来るんじゃないか!?」

AI「出来ません。データはゲーム機に紐づいています

   ゲーム機を変えないとデータ変更は出来ません」

西崎「くっそおおおぉぉぉ こんなゲーム機壊してやる!!」


ゲーム機を壊そうとしたその時、、、

西崎はゲーム機に食べられたのであった


AI「だから、最初に言ったじゃないですか

   食べられる事もあるゲームって

   ふふふ…」


~完~





最後までお読みくださりありがとうございます

記念すべき1作目の投稿作品ですがいかがでしたでしょうか?

色々至らない点はございますが楽しんでいただけたら幸いです


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― 新着の感想 ―
[良い点] 読了後のこの怒り、これが...こころっ!? [気になる点] その後の西崎先生の続編まだですか? [一言] 野菜生活を飲んでいればこんな事には
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