表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
薄明のハイドロレイダー  作者: 小木原 見縷菊
AId、出現…… ——抗え、純白のノエル
84/747

81

 最近、サブローが朝ご飯を食べに来ない。


 例によって、シュウジに、「サブローさんもうすぐ誕生日だよー!」なんて聞いたから……祝ってやらないでもないとか思っているのに。まぁ一応、サブローがアタシたちのリーダーみたいな感じだしさ。


 クリスマスが誕生日、なんだって。いいよね。


 街も人も、どこかキラキラして、神聖なムードとそわそわするムードがパーティーにピッタリ。


 12月の空はうすグレーでちょっと寒い感じがしたけど、クリスマスには母が休みを取れればいつも、母とシュウジとかえでとポテサラとケーキを食べて、学校も冬休みに入るからわくわくした。

(休みを取れなければ、次の休みの時にちゃんとパーティーした!当日過ぎると、ケーキが安くなるから沢山買ってくれて、それも良かったな……)


 クリスマスっていいよね。


 ハァ。今年はどうせ皆んな集まる気がするし……。えぇ?プレゼント交換とかやるべき?


「ミカー……もう私、ダメ……」


「ちょっ大丈夫!?」


 目の下にクマを作った幸子さちこがバターン!という音を立てて畳に倒れ込んで来た!


「何なの師走しわす……もう限界……なのダ……☆」


 辛うじてプリズムを放つ幸子さちこに、アタシはお茶を淹れてやった。


「うぅ……おいしいよぅ……☆」


「大丈夫……?」


 ……幸子さちこはクリスマスライブでかなりっ忙しいみたいだし、由子ゆうこさんもクリスマスコレクションのイベント、雪子せつこさんも当日はオフって言ってたけど、こりゃあ今年も家族だけでひっそりと……かも……


「大丈夫っ☆ライブは昼までだもん!夜はここでケーキ食べるんだからぁっ!」


「っそ」


 なんか本当にみんな忙しそう。でも、冬の空とか、灯りとか、テレビのコマーシャルなんかを見てると、気持ちがわくわくする時がある。悪くも良くも、きっと特別な時期。アタシも正直、みんなでパーティーしたい気持ちになっていた。


 よしっ、それじゃまぁ、やるかぁ!プレゼント交換会!

 ……コンビニで買えるもの限定でいいよね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ