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「ほっしーちゃん」
振り返ると、純白のピュアな笑顔にホンワリ癒される。
「ごはん、もう食べちゃった?」
「あ、うん。お昼、一回家に帰ったんだ」
「そっかぁ……私ね、昼休み仮眠室で寝ちゃったの」
リディアも、遅くまで一緒に網解きをやっていた。
「だからお腹空いちゃって、今からゴハンなんだ」
「そっか……アタシこれから化学の授業なんだ。そのあとだと、もう食べ終わっちゃってるよね?」
「大丈夫だよ。待ってるからお茶する?」
「いいの?」
お茶したい!甘いモノ食べたい!!
「うん、はちみつパフェに醤油味が出たんだよ。パフェ食べよ〜」
「はちみつ醤油味!?」
なんだ、かんだで食べることが出来てなかったはちみつパフェに新味!?
甘い、しょっぱいのループを単体で完成させてしまうなんて……
「ほうじ茶がね、合うんだよ〜」
合いそう……どうしよう迷う……まだノーマルはちみつパフェも食べていないのに、どっちにすればいいんだろ!
「楽しみだね、ほっしーちゃん」
「楽しみ!でも、う……迷ってる。ノーマルか新味か……」
「なんだぁ、ひとくちあげるよ、新味」
「えっ」
最高かっ!
「ノーマルもおいしいもんね。じゃああとでね」
……がんばれる。
アタシはえいやっと、化学の授業に向かったのだった。




