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薄明のハイドロレイダー  作者: 小木原 見縷菊
風……——朱と蒼の協奏
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「私ね、友だちいなかったんだ」


 HyLA(ハイラ)本部の中庭の通路に取り付ける、ガーデン用アーチの基礎の部分の掘削が終わって、リディアとアタシはライラックの木の下で、タオルで汗をぬぐった。


 技術(初歩ビギナー)クラスの今の課題は、庭造り。


 建物の構造や成り立ち?歴史とかを知りたかったアタシは、初心者だけど何かを造ってみたくてこの講義を取ったのだけど、リディアが居て嬉しい。


 ランチを一緒に食べた幸子さちこは、例によってなんで私だけ別なのー!!!と叫びながら、裁縫の授業に向かって行った。……由子ゆうこさんに習えばいいのにね……☆


 ヘルメットは思いのほか軽くて、初夏の紫外線をカットしてくれるし、うす水色の作業着は、女子が着てもオシャレな感じ。簡易エアバリアーが体表を循環してくれているみたいで、掘削機の石の破片などがぴちぴち当たっても、特に痛かったりはしなかった。


 初めての建築が庭造りなんて粋なことを考えてくれたのは、同じくうす水色の作業着をすらっと着こなすジェシカ・サムワール先生。ランドオブユーラシアとランドオブノースのハーフのブルネットパーマの美女だ……と思ってるけど、近くでみると腕や足がアスリートみたいにガッシリしてて、あなどれない先生だ。


 でもランドオブアイランド以外では珍しい黒い瞳に親近感を感じたりもする。

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