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薄明のハイドロレイダー  作者: 小木原 見縷菊
AId、消失?……——祈る、煌めきのノエル
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「ライさん!エンペラーの亜空間倉庫が!!」


「どうした!小松こまつ!!」


 ライさんの動きに注視して、俺は可能な限り素早くエンペラーの動力制御高炉をオフにする。


雨沢あまさわ!!!」


「やりました……いや!」


 オフにしたはずの動力が、逆流する!


「退避しますか!」


「退避だ!!!」


 月基地のコントロールルームにワープして、モニターを見つめる。


「何が起こってる!!小松こまつ!!!」


「……わかりません。駆動回路、動力高炉、セキュリティバリア……全てコントロールが効きません!!!……エネルギーが……トランスしています……——何故こんな……!!!あっ」


 可能な限りの手を尽くして、エネルギーを鎮めようと試みる……1001パターン……ダメだ……2002……30000……


「エリアBに……退避だ……」


「待って下さいライさん!!!コズミナルエネルギーが!!!」


 亜空間がひずむ……!!!


「ワープチャネルが勝手に起動しています!!」


 嫌な予感がした……


「……——!!!」


 ——みっちゃん!!!


「各地の観測レーダーが起動!」


 画面の中にハイドロレイダーやファントム、ヴェルべティンが映し出される……!!!


「各レイダー!!退避だ!!!」


「な、何!?」

「了解!!」

ソウ?ラジャー!!」

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