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薄明のハイドロレイダー  作者: 小木原 見縷菊
雪原の大華……——巻き起こせ、天の奇跡
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「へー、これがシュウジ君の家かぁー☆」

 

 五億年に一度のアイドル——

 ハピたんこと鑑原幸子かがみばらさちこが、アタシの淹れた緑茶を飲んでいる。


「なんか可愛いわね。ん、おいし♡」


 世界のスーパーモデル、IOPコレクション常連ミューズのu-co(ユーコ)こと鑑原由子かがみばらゆうこが、母がスーパーで買った塩大福をもぐもぐしてる。


「畳っていいわね~♤」


 世界映画の祭典と呼ばれるIOPインスティチュート賞助演女優賞や主演女優賞を過去4回も受賞した、世界女優の鑑原雪子かがみばらせつこが、ウチのちゃぶ台で寛いでるッ!


 三女ハピたんは、プリズムを放つキラキラの太陽みたいで…… u-co(ユーコ)は…… u-co(ユーコ)は……夜空に浮かぶ神秘的なアメジスト……一番上の鏡原雪子かがみばらせつこは神殿にまつられた真紅のルビーみたいに目が離せなくなる。

 いや、絶対なんか、神気みたいの出てる。


 皆んな手首に黄色キイロのライズブレスを付けていた。


「あの……」


「なぁに?☆」

「ん?ふふ♡」

「どうしたの?♤」


 ムリ!


 ショーコも結構可愛いと思うけど、なんかこう、平和な可愛さだし、アタシは美(少)女には慣れてない!


 シュウジよ、母よ……なぜ今夜に限って用事が?(母は残業、シュウジは久々の部活だから仕方ないけども!)もうサブローでもいいから来て欲しい!


「ねえねえ、ミカちゃんさ、小6だよね??私イッコ違いだしー、ハピちゃん☆って呼んでね☆タメぐちでいいからね☆」

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