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薄明のハイドロレイダー  作者: 小木原 見縷菊
ミルキーウェイ……——ゆく夏のアサガオ
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333

「あーん!!!オフなのにぃ!!!!!!」


 通信機から幸子さちこの声が響いた。


「すまないね、幸子さちこ君。でもヘブンズレイダの航行速度は非常にいい感じだ!ファントム、フィンヨンは歩行に慣れてくれれば大丈夫。ブレイズについて行って欲しい」


「りょーかい!」

「分かりました」


 緊急招集じゃないからか、リイヤとリディアの動きは落ち着いていた。


「ハイドロレイダーは周囲を警戒してくれ。殿しんがりマックス君(ヴェルティン)が……恰好いいなぁ。いや失礼、マックス君、頼んだよ」


「分かりましタ!」


 マックスのヴェルベティンレイダーは、HyLA(ハイラ)-Eighth(エイス)のエース機体として、かなりのミッションを成功させているらしい。そういえば、マーガレットさんとエリカさんは元気かな。真っ黒な機体とエメラルドみたいな緑に輝く瞳が、確かにシュウジもサブローも好きそう。……ていうかジュン。


「ヴェル・レイダーか……ふむ」


 久しぶりに見た黒髪のジュン。


 少し身長が伸びていたし、前髪が短くなって、前に見た時よりも爽やかな学生風に見えた。


「ジュン君、その恰好もいいね!いつももいいけどさ!」


「……いい、そういうのは」


 決まり悪そうにそう言うけど、まぁ表情は分かりやすくなった……気がした。


 あ、ゴーグルは装着するんだ。

 






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