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薄明のハイドロレイダー  作者: 小木原 見縷菊
37.8°C……——雷鳴と風鈴
333/747

322

 およそ700メートルの浮上。


 東京湾内が浅くなってきて、自由なイルカは空にジャンプした。


 ハイドロレイダーは無事に湾内に着地した。


「うぉ、難しっ!」


 ファントムレイダーも人型に変形しながらずるずると水中ウォークを始め、フィンヨンも陶器のような白いすべすべの機体に変形して海を歩く。


 シュウジとジュンは、レイダーの色彩変調にかなり手練てだれてきていて、最近は初期の大仏みたいなアーミーカーキのハイドロレイダーを気に入っている。


「やばっ格好いい!!ファントムもフィンヨンも!!!」


 シュウジの瞳が輝く。ジュンの瞳も地味に輝いている。


 湾内の水中ウォーク。


 水圧を感じるけど、機体をHyLA(ハイラ)が回収できるところまで移動させなきゃ。


「みっちゃん!」


 ……——そうちゃん!?


 通信機にそうちゃんの声と————嫌なノイズ。


Sea(シー) Leading(リーディング) Team(チーム)に……ぐ!!そのまま前方に…………出撃!!……みんな……頼む!」


雨沢あまさわ?」


 ジュンがメインモニターを拡大した。


あね!あれ!!!」


 レインボーブリッジの向こうが金色に……燃えていた!!


「囲まれてる!!」


 リイヤが海蛇シーサーペントに変形し、浅瀬を滑っていく。


「俺多分こっちのほうが速い!!」


「私も!!!」


 リディアも水面をけていく。


「どうしよう……僕たちは!!!」


「無理だよ、イルカじゃこんな浅瀬!!!」

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