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薄明のハイドロレイダー  作者: 小木原 見縷菊
37.8°C……——雷鳴と風鈴
324/741

313

「「凄っ!!」」


 通信機から称賛の嵐。


「凄いやんハイドロチーム!」


「出来てる……凄いよ、ほっしーちゃん」


「シュウジ君!ミカ君!純之助ジュンノスケ君!パーフェクトゥッ!!」


 トレーニングプールサイドにジャンプして、アタシたちは華麗に着地をした。


「えへへ」


「もう教えることないなぁ。てか俺まだ変形無理だし……」


「私もそんなに上手くは……どうやるの?」


 リイヤとリディアがプールの中から言った。


 このプール、よく見るとスカイブルーですっごく綺麗!リイヤの鈍色にびいろの背中と、リディアの美しい白いうろこがライトを反射して水の中をキラキラ輝いている。


 あ、顔だけ出して来た、……可愛い。


「いやそんな……、アタシたちは三人いるからさ。まぁ強いて言うなら、変形したいって強く思うことかも!」


 まぁリイヤもリディアも自分のこと好きそうだもんね。


「んー、蛇型これに慣れて来たら、結構気に入って来ちゃってさ。でも、君タチがそうなってるのを見ると、格好いいよな……いいナ……」


「うん!見たいよ!!ファントムの変形!!!絶対格好いいよ!!!」


 リディアの変形も……素敵な気がする。幸子さちこるコランダムって、悔しいくらい魅力的だから、リディアの穏やかでふんわりとした幻想的な雰囲気は、フィンヨンの陸地での動きも魅力的人魅せる気がする。


 ……アタシも変わりたい。


 強く思えば思うほど、変われる気がするのだ。

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