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薄明のハイドロレイダー  作者: 小木原 見縷菊
秘密の青……——絶海のIOP
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「いい天気だねぇ☆」


 ハワイのHyLA(ハイラ)本部の中庭で、幸子さちこが太陽を見上げた。


 スカイブルーのジャージ姿も良く似合っている。


 アタシは……なんか派手なこのジャージは(小学校は紺だった!)少し恥ずかしい気がしたけど、今日は全員がこのジャージだから我慢しよう……


 桃菜ももなちゃんは午前中の体育休むみたいだけど、午後の課外授業は参加すると体育の講師が言っていたのでちょっと安心してる。


 全体体育の種目はビーチバレー。


 HyLA(ハイラ)が持つ、プライベートビーチでの3チーム対抗戦だ。


 桃菜ももなちゃんの他にも、欠席者がいるし、チームは、くじ引きで決まった。


 同じチームになった幸子さちこは晴天にご機嫌で、丁寧にストレッチをしている。


 運動前から体操着の袖をまくり上げる、同じく同じチームになった玲鷗(れおん)の体格を見て、勝った気しかしない。


 本当にいい天気……。


 穏やかな波の音が心地が良かった。


「ガンバリマショー!」


 久しぶりに会ったC(シー)・マクスウェル、マックスは髪が随分伸びて、ベルベットのような巻毛を侍みたいにきちんとまとめていた。


 エメラルドの瞳が太陽を反射するのがま、まぶしい……


「が、がんばろー」


 もう一人は、2-2の丸いメガネが可愛い小さな白い妖精みたいな女の子。リディアだ。

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