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薄明のハイドロレイダー  作者: 小木原 見縷菊
階段を昇る春風……——別れのハミング
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「ショーコ君は生きている。安心したまえ」


 サブローはそう言った。


「観測データより解析された仮定……いや、もはや断定できると言っていい。奴ら(ディストレス)は人の記憶に干渉出来る」


「……どういうイミ?ショーコちゃんを助けるにはどうしたらいいの?」


 直ぐに助けるという選択をした幸子さちこに悔しさを感じたけど、そんな場合じゃ無かった。


「サブロー、ショーコはどこに居るんですか!?」


「シンプルに言うと、ショーコ君はエリア高尾山のディストレスが作為的に作り出した亜空間に似た並行世界パラレルワールドのような空間に居る。亜空間内に作られた人工世界のような場所だ。おそらく、ショーコ君の思い出……強く印象に残っている記憶を辿ってね」


「つまり、ショーコちゃんはディストレスによって家ごと強制ワープさせられたってこと!?」


「そう思ってくれたまえ。そして、その空間は普通の亜空間と違って、脳内の記憶がチャネルとなっているため、高尾山へ行ったことのある者しか行けない」


「私行ったことある!どうすれば追える!?」


「記憶チャネル亜空間内は、例の雲の力にって支配されているからレイダーごと行けない。本体をこちらに置いたまま、その他装甲、装備を搭乗者パイロットにロードして特攻する仕組みになる」


「サブロー!直ぐやって!!!」







◯◯◯


鳥山先生、いちファンとして、大好きです。

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