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薄明のハイドロレイダー  作者: 小木原 見縷菊
狼狽のボヤッジ……——堕ちよ、緑の星
128/741

124

 テロップが変わる——。


 ——ミッション続行中止アラート迄、


 残り20秒——


「えっ」


 ——19


「いやっ……」


 ——18


 なんか、もやのレベル、凄そうだけど……


 ——……15


 幸子さちこを見る。


 ——14


 当然シュウジは——……心配そうな顔でアタシを見てるけど、指はモバイルの


 Acceptati(うけいれ)on()の上に在った。


 ——……12


 Acceptati(うけいれ)on()  or() Rejection(きょひする) か


 ——……10


 決まらない……


 ——9


「えと……」


 ——8


「ていうか……」


 エリカさんも、マーガレットさんも


 ——7


 視線を逸らしている。


 ——6


 でも……


 ——5


 いつだって、


 ——4


 無理かもって思う。


 ——3


 でも……!


I'll go(いきます)!」


 アタシの指が、Acceptati(うけいれ)on()に触れて、ホログラムモバイルが点滅した。


 マックスが、アタシの心を代弁したのかと思った……けど、違った。


 テロップが——変わる。


 ——総員、AId(エイド)及び凶暴化したAId(ディストレス)に警戒


 マックスがジャケットの袖を引き上げた。


 ——総員、ハイドロレイダー・コランダムレイダー・Velveteen(ヴェルベティン) ray-der(レイダー)に全力投気(とうき)せよ!!!


 黒い……ベルベットのような、ブレス。



「ヨロシクオネガイシマスネ!ホッシー(セン)シュージ(パイ)サチコ(タチ)!!!」


「はい!」

「オッケー☆」


「……えぇ!?」

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