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Bad end, Suicide Girl.  作者: S
1/2

Prologue.

Prologue.

――――


――私はどこ?ここは誰?


(ハッ……違う、私は誰? ここはどこ?)


一人の少女が目を覚ます。床も天井も壁も全て白く、光もなく薄暗い。出入りの出来る隙間なども無い。


(えっと……なんだろうこれ……

本当に何も分からない……)


意識を取り戻すも今までの記憶など無く、なぜか真っ白な部屋に一人立っていた。


(えっと……あ……)


――――

「早く落ちろよ!」

「キモイからさっさと死ね!!」

「「おーちーろ!おーちーろ!」」


(……っ!!)




……ぐしゃっ



――――


(……そうだ、私……

屋上から飛び降りたんだ……)

(つまり、ここって……

あの世、ってこと……?)


優希詩織、彼女の名である。

彼女は学校で虐められある日、学校の屋上で、いじめっ子達が原因で飛び降り自殺をした。


『優希詩織』


「!?」


『キミの名前だよ、そこのアホ面してる彼女』


「私……そうだ、優希詩織……」

「……そうだよね……私キモいもん……」


『そこまでは言ってないさ、キミの事情は把握してる。

そういう訳で、キミには現世に戻れるかもしれないゲームを遊んでもらう。あ、拒否権は無いからね!』


「は!?」


『大丈夫、その部屋からはボクが出してあげるからね』


「えっちょ……」


――――

Prologue end.


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