2021-05-14 ワラワラ全体の振る舞いを考える
熱力学と統計力学の話をしててとうとつに思いついたのだが、もしかするとやっぱりドーナツちゃんプルプル宇宙論は、素粒子の標準模型のさらに根源たる理論なのかも知れない。
なにを突然根拠もなくほざいているかというと、つまり統計的な話を加味すれば、ドーナツちゃんプルプル宇宙論はさらに豊かな世界法則を導出できる何かになるんじゃないかと思ったわけである。
実はドーナツちゃんプルプル宇宙論にはちょっと都合の悪い部分があって、そのことを書いたかどうか実は覚えていないのだが、まあ要するにドーナツちゃんは三次元空間では対になった二つの球面といった感じで存在しているわけだが、二つなのでそれが東西に並んでいるか南北に並んでいるのか、はたまた上下か斜めかといった、そういう並び方によって異方性があるというか、東から見た時と南から見た時でその振る舞いが違ってくるとかそんな感じにならざるを得ない。
ドーナツちゃんが一つだけだとそうなってしまうのはもうどうしようもないのだが、これがたくさんのドーナツちゃんがばらばらの方向を向いて群れている感じの話になると、ドーナツちゃんの異方性というのはそのドーナツちゃんのワラワラした群れ全体としては平均化されて無くなってしまうことが期待できるとかそういうわけである。
なので、ドーナツちゃんプルプル宇宙論を現実世界の法則として扱いたい場合には、ドーナツちゃん単体についての理論を考えるのではなく、ドーナツちゃんのワラワラ全体をなんらかの単位とみなし、その全体としての振る舞いから現実世界の現象を導出していく感じになるのではないかと思ったり。
そういう、個々の振る舞いではなくワラワラ全体の振る舞いを考えるのに、統計力学の手法というのは多分そのまま使えるはずで、ドーナツちゃんプルプル宇宙論のワラワラ状態を統計的に扱うとそこから標準模型で描かれている世界が導き出されてしまうかも知れないではないか。知らんけど。