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2021-04-26 τ粒子は頑固なお爺ちゃん

超対称性粒子の話をしたわけである。


超対称性というものがこの宇宙の法則としてあるとするなら、超対称性粒子というものが存在するだろうという予測なわけであるが、μ粒子の異常磁気モーメントのズレにその超対称性粒子の存在を確認できるかもしれない、という話だった。


じゃあ、μ粒子でそんな楽しい話になるんだったら、それよりさらに重いτ粒子の異常磁気モーメントはさぞかしてんやわんやのお祭り騒ぎになっているのであろうとか思って調べてみたらぜんぜんそんなことはなくって、曰く、τ粒子は重過ぎていまの人類の科学では扱いが難しいとかそういう感じらしいのだ。


μ粒子の異常磁気モーメントの実測値を求める実験も、いまいまの人類の叡智をかき集めてなんとかかんとか実現しているものらしく、やっとこさ異常磁気モーメントを測ることが出来ているとかそんな感じらしい。

τ粒子はμ粒子よりもまたさらに重いので、実験で安定して何かを測定するのが相当難しい話になるらしく、異常磁気モーメントを計測するとかそういうところまで行かないとかそんな感じなのだそうだ。


なるほど、μ粒子はその立ち位置と重さがいまの人類にちょうどいい感じのハードルになっているとかそういうふうに考えるのが良いのかもしれない。

ありがとうμ粒子。人類を暖かく見守り、時には険しい壁として立ちはだかる、μ粒子というのはそういうお父さん的な存在だったのかも知れない。


τ粒子は頑固なお爺ちゃんとかそうなるのかな。

とすると電子はそこら中にあって人類とかなりの仲良しさんだから、気がよくてチャラいお兄ちゃんっぽさあるかも知れない。


なんてことだ。超対称性粒子の話をしていたと思ったらいつのまにかレプトンの擬人化の話になっていた。何を言っているのか分からないと思うが、こんなことはここの電波文では日常茶飯事なのでそういうものだと思って諦めて頂ければ幸いである。である。


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