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2021-04-12 μ粒子の異常磁気モーメント

この宇宙の形がどうなっているのかということをつらつらと妄想すると、結局それは無数の微小なドーナツちゃんがあらゆる場所を埋め尽くしながらプルプルと振動しているという感じになるわけだが、そのプルプルで満ち満ちたこの空間は光そのものの何かであるだろうということなので、その光の何かのプルプルというのは、きっと強いチカラとか弱いチカラとかそういうものにあたるのではないかと思ったりする次第である。


ぜんぜん証拠も理論的裏付けもないけど妄想だし仕方ないね。


ところでその強いチカラとか弱いチカラとかの話をいい感じに整理していた素粒子論の標準模型だが、この標準模型は実のところまだ実験的検証の途中らしく、いまも世界中の科学のひとたちによっていろいろな研究がされているらしい。


その中の一つとして、μ粒子の異常磁気モーメントというトピックスがあるというのをつい最近知った。

μ粒子というのは電子の仲間のレプトンというグループに属する素粒子で、電子、μ粒子、τ粒子のレプトン3世代の中では真ん中、第2世代の粒子である。


このμ粒子、標準模型から理論的に求められる磁気モーメントの値が、実際の実験で計測される磁気モーメントの値と一致しないということがあるらしい。

いやもちろん、すごく精度の求められる計測なので実験で測定された磁気モーメントが誤差とかで間違っているとか、そもそも標準模型から計算で求めるその計算自体がややこしくてスーパーコンピュータを使ってもちゃんと計算するのが難しい、とかそう言う話もあるみたいだが、実験の精度も理論値を求めるコンピュータの性能や計算の工夫とかで、どちらも年々精度が向上しているらしいのだが、その結果として得られる磁気モーメントの値がやっぱり実験と理論で一致しないらしいのだ。


なんてことだ、科学の敗北か?! と思いきや、どうもこの話は標準模型を超える次世代素粒子論を議論するのにたいへん役に立つ不一致らしく、実験物理の人たちも、理論物理の人たちも、どちらもにこにこしながらあーでもないこーでもないと議論を重ね続けているとかそんなことになっているらしい。


なので、ここで書き散らしているドーナツちゃんのプルプル宇宙論素粒子論を使って、その磁気モーメントの差、いわゆるμ粒子の異常磁気モーメントの差の説明ができたら、大変人類に貢献してしまうとかそういう話なのではあるが、もちろんのことながらプルプル宇宙論は妄想なのでそんな計算はできるはずもないのだった。まる!


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