2021-04-06 光をやり取りしている
時空の伸び縮みで光の波長が伸び縮みするという話からすると、実はこの時空というものは光とすごく関係があるということなんじゃないかと思ったりする次第である。
要するに、時空、時空と我々が呼んでいるものは、光そのものというか、光が振動しながら進んでいる、その振動している何かそのものというか。
そう考えると重力というのは時空の歪みそのものらしいのだが、時空そのものである光の何かの、その歪みが重力ということになる。
重力は素粒子論の標準模型には入ってなくて、ちょっと別扱いだったのだが、そう考えると光と重力は関係しているとかそんなイメージになる気がしなくもない。
ところでそういえば素粒子論の話をしていた時、強いチカラと弱いチカラ、電磁気力の3つはなんだかんだで同じものだという話になっていたかと思うが(この話したっけ?覚えてない)、要するにクォークとクォークがくっついている「強いチカラ」と、中性子が電子を放出して陽子になるときに働く「弱いチカラ」、そして電気とか磁石とかの「電磁気力」はみんな同じチカラなんだよ三位一体さ、という話なんだと理解しているところである。
要するに電磁気力というのは光をやり取りした結果のチカラなわけで、強いチカラも弱いチカラも電磁気力と同じだとすると、光をやり取りしているとおきかえ可能なことになり、統一的に考えることができたりするとかそういうことになるだろう。
つまり、この世の中のありとあらゆるものは光をやり取りすることで形を保ち、くっついたり離れたりをしているわけで、そしてそれは時空の伸び縮みでやっぱり伸び縮みするということになる。
結局、重力も含めたすべてのチカラを統ーする理論とかを作ろうと思ったら、光と重力が同じものだよ、ということが言えればいいとかそういう話になると思うのだ。