2021-03-18 話を少しずつおさらい
さて話を少しずつおさらいすると、この宇宙というか世界のカタチのことを気にした時に、三次元、いわゆる東西南北上下の三方向の自由度があるわけだからこのこの世界は三次元のなんらかの形をしているだろうとなる。
そしてサーストンの幾何化の理屈からすると三次元の有限な空間の形というのは8種類の基本形に分類され、それの組み合わせでできているはず、となる。
じゃあそのどんな組み合わせでできているのかというと、たぶん巨大な三次元球に無数の穴あきの形、いわゆるトーラスっぽい三次元空間がくっついたようなことになっている確率が高いだろうとなる。
そのトーラスっぽい空間をドーナツちゃんと呼び、ドーナツちゃんは無数にたくさんあるけど有限で、この世界を埋め尽くしているだろうとなる。
ならば、ドーナツちゃんの大きさはというと、無数にあるんだからものすごく小さいだろうとなる。
そのドーナツちゃんたちはそれほど自由に空間内を動くことは出来ず、でも自身の周囲の微小な範囲では揺れたりできるだろう、となる。
その揺れの種類は5種類くらいあるだろうとなって、そんなこんなでこの世界はむっちゃちっちゃいドーナツちゃんの、接する部分たる2つの二次元球で満ち満ちており、そのドーナツちゃんのワラワラはプルプルやグルングルンと揺れているとか、そういうことになるのである。
そして、物質の距離とはすなわち、このドーナツちゃんがこことあそこの間に何個あるか、とかそういう話なのではないかと思うのだ、という話をしたくてここまでいろいろ話をしてきたということである。
さあ、続きの電波を浴びたまえ。
次週に続く。