2021-03-10 チカラの源になるボゾン
そういえば4つのチカラちゃんたちなのだが、それぞれそのチカラの源になるボゾンがあるという話をしたかと思う。
デンちゃんのチカラの源は光で、電荷のプラスとマイナスに対してくっついたり離れたりする。
ストちゃんのチカラの源はグルーオンで、色荷の赤青緑に対してそれが真っ白になるようにくっつけようとする。
ウイちゃんのチカラの源はW+ボゾンとW-ボゾンとZボゾンで、これらをまとめてウィークボゾンと呼んだりするが、弱荷、弱アイソスピンと呼ばれたりもするとかの、そういう謎のパラメータに対して働くらしい。相変わらず謎多い不思議ちゃんだなウイちゃんは。
ともかく、相互作用にはそのチカラの源になるボゾンと、そのボゾンが働きかける電荷とか色荷とか弱荷とかがセットになっているとかそういうことになるわけだ。
そう考えるとはたと思うのであるが、ならばグラちゃんのチカラの源とか、電荷みたいなものってなんだっけ、となるわけである。なってください。
考えてみましょう。
グラちゃん、要するに重力なわけであるが、今まで学校とかで習った話を普通に解釈するなら、重力における電荷のようなものといえば質量、つまり物の「重さ」とかになるんじゃないかと思ったりもする。だって「重」力だし。
で、じゃあチカラの源ってなんだろうと考えると、そういえば標準模型にもう一つヒッグス粒子っていうボゾンがあったよね? となると思うのだが、どうもヒッグス粒子は重力を担当する粒子ではないらしい。よくわからないが。
なので、標準模型にはグラちゃんのチカラの源は入っていなくって、よくわかんないなー、ということになっているようなのだ。
ところでアインシュタインさんとかの相対性理論だと、グラちゃんというのはつまり時空の歪みなんじゃよとかそういう話になっていて、質量があるところの周りは時空が歪んでおるから、それで物質が互いにくっつこうとするんじやよ、とか言ってたりする。うむむ?!
わからないー!