2021-02-22 クォークの6種類
フェルミオンというのにはクォークとレプトンがあるという話だった。
クォークというのは三つ集まると陽子や中性子になるというもので、アップ、ダウン、チャーム、ストレンジ、トップ、ボトムの6種類があるらしい。
6種類以上はないのか、見つかってないだけなんじゃないかとか思うかも知れないが、いったん今の理屈としては6種類で打ち止めらしい。
このクォークの6種類は、3つの世代に分かれていて、アップとダウン、チャームとストレンジ、トップとボトムという感じのペアらしい。
この世界に沢山あるのはアップとダウンで、ほとんどの物質はこのアップクォークとダウンクォークの組み合わせで形作られていると言ってもいい感じのようだ。
アップクォーク2つとダウンクォーク1つで陽子になり、アップクォーク1つとダウンクォーク2つで中性子になるとかそんな感じである。
このクォークというのは直接まだ単独の粒子として捉えられたことはないという代物で、CERNとかの加速器で素粒子をすごいスピードに加速してぶつけ合っても、クォーク単独で観測されることはないそうだ。
これは陽子とか中性子を形作っているそれぞれ3つのクォークが、ものすごい力でくっついているからなのだという。
そのクォーク同士がくっついて離れない状況を作っているのがボゾンのうちの「グルーオン」だ、とまあそういうことになるらしい。よく分からんけど。
グルーオンには8種類があって、それぞれクォークから力を運んで、他のクォークに伝えるということをしているのだそうだ。
このグルーオンが伝える力には名前が付いていて「強い力」とか呼ぶらしい。
「強い力」、強そう。
この強い力のおかげでクォークは互いに離れられない関係になっているらしい。
強い力はクォーク同士の距離が離れるほど強いカを発揮するらしいのである。