2021-02-19 素粒子の標準模型
さて、しばらくはドーナツちゃんのことは忘れて人類の叡智の結晶たる素粒子の標準模型のことに思いを馳せてみることにする。
安心してください、私は忘れるのは得意なのでドーナツちゃんのことをすぐにすっかり忘れてしまうだろう。また話を戻す時がいつかくるが、それはその時またこの電波フリートを読み返せばいいのである。なんて便利なんだ電波フリート。文明の利器か?
とかそんなこんなはとりあえずどうでもよくて、標準模型の話である。
素粒子物理で、今のところかなりの精度で確からしいともっぱらの評判の標準模型、これが物質の最小構成を説明してくれているのである。
日く、素粒子にはボゾンとフェルミオンがある。
ボゾンには光子とウィークボゾンとグルーオンがある。
フェルミオンにはクォークとレプトンがある。
そしてもう一つヒッグス粒子を加えたものが標準模型であるとかそういうことらしい。
なんだかいろいろなカタカナが出てきてこれだから真面目な学問というやつは……と頭が痛くなってきたところであるが、プルプル素粒子理論もプルプルだとかキュルキュルだとか言ってた気がするので人のことは言えない。
さて、いろいろ読んでみたところによると、我々が普通に「物質」と言った時に、それを構成しているのはフェルミオンの方らしい。
じゃあボゾンってなんなんだということになるんだが、こちらはなんかこう、空間を伝わる波っぽい感じのもの、ということになっているようだ。光とか。
ともあれ、物質物質というと普通に思い浮かべるのは「水」とか「チョコレート」とか「チョコレート」とか「チョコレート……おっとバレンタインデーが終わって脳みそがバグっているようなので一度リセットすると、「水」とか「氷」とか「空気」とか「チョコレート」とかそういう感じになるだろう。
こういう物質が分子とか原子とかいうすっごい小さなつぶつぶで出来ているとかいうのは中学校とかで習うんだと思うのだが、さらにその原子というやつは電子と陽子と中性子でできていて、ということもたいていの人は聞いたことがあるんじゃないかと思うわけである。
じゃあその電子とか陽子とか中性子とかがフェルミオンかというと、まあ、そうですねフェルミオンですが、実は陽子と中性子はさらにクォークとかいうものに分けられるんじゃないかということが言われているようだ。
この、電子とクォーク、これが標準模型でいうところの素粒子、フェルミオンに分類される素粒子だというのである。