2021-02-04 プルプル宇宙論
さて、ここまでプルプルのことを考えてきたが、実は二次元のプルプルの話をしていたのだった。しかし我々人類は三次元に暮らしているので、実は三次元の話をしないといけない。
例によってこの宇宙が三次元閉多様体で、巨大なS3に素粒子レベルの大きさの無数のS2×S1が四次元方向からぶっ刺さっていて、それぞれのS2×S1の脚と巨大なS3との境界面である2つのS2(要するに球)が無数にそこらじゅうを埋め尽くしていると考えた場合(長いな)のことを考えたいものである。
その2つのS2がプルプルするわけであるから、二次元の場合から連想するに、東西プルプルと南北プルプルに加えて上下プルプルも仲間に加わって大変賑やかなことになるだろう。
2つの脚のそれぞれが東西南北上下にプルプルしているわけだから、その組み合わせも色々になりそうである。
なんと、この宇宙はちっちゃなちっちゃなプルプルで埋め尽くされているとかいうそんな楽しそうな場所だったのだ!
真空の中を光がただ寂しく何億年もかけて互いに遠く離れた星々の間を行き来しているというイメージの宇宙ではなくて、なんか知らんけど無数のプルプルがそこらじゅうを埋め尽くしていて、いつでもプルプル、どこでもプルプルなプルプルワールドだったのである!
つまり私たちは毎日毎日プルプルに囲まれて暮らしているのだよプルプル。
私はこれをプルプル宇宙論と勝手に名付けてしまうことにした。
人類はまた新たな宇宙論を手に、未来に向かってプルプルするのである。
人類は登り始めたばかりなのさ、このプルプル坂をな……!(完
……嘘です。まだ続きます。