2021-02-01 ドーナツちゃんもプルプル
さてドーナツちゃんが自由にビュンビュン動くということはなさそうだ、ということにはなんとなく私自身は納得したので、じゃあ仮にドーナツちゃんのワラワラが固体っぽいもので、そのそれぞれのドーナツちゃんの位置関係はあまり変化しないとした場合に、どんなことが考えられるだろうか。
例えば実際の固体を見ても、岩のようなものだったり金属みたいなものだったり、結晶のように規則正しく原子が並んでいたりとさまざまなわけである。ドーナツちゃんのワラワラが固体だったとしても話がそこで終わるわけではなく、それゆえに何かさらなるドーナツちゃんの有様というものに想いを馳せることができるというものなのである。
実際の固体、その性質を決めているのはそれを形成している物質の特性によるというのはまあなんとなくわからないではない。となると、ドーナツちゃんのワラワラについて、それがどんな感じなのかということを考える場合には、ドーナツちゃんの性質というか、ひとつひとつのドーナツちゃんがそれぞれどんな感じになっているか、互いの間にどんな関係が考えられるのかをみていくことになるだろう。じゃあそうしよう。
さて、ドーナツちゃんはビュンビュンと自由に動いたりはしないということだったが、さてでは全く動かないのかというとどうだろう。自由に空間を移動しないとしても、その場でプルプル震えることくらい、はできるような気がしなくはない。
何しろ、実際の固体とかでも完全にそれを構成する物質というか原子というかそういうものが完全に静止しているかというとそんなことはなく、固体のある場所に留まりながらその場でプルプルと小刻みに震えているらしいという話もあるからだ。
物質を冷やしていくとだんだんとそのプルプルは小さくなっていき、絶対零度とかになるとそのプルプルも理論上は停止するとかそんなことになるようだが、しかし絶対零度でもプルプルは本質的には止まらないとかなんとかそういう話らしいので、ドーナツちゃんもプルプルしているだろうというのはそれほどおかしな話でもないような気はするのであるプルプル。