2021-01-18 光というのは電磁波らしい
素粒子レベルの大きさの無数のドーナツちゃんがこの宇宙に対しそれぞれ乱雑な方向を向いてぶっ刺さっていて、その境界面である二つの球面が空間を埋め尽くしている場合には、四方八方からの見え方は大きな視点で見ると一様になるんじゃないかという屁理屈を説明したのだった。
こんどはもう一つの屁理屈を考えたのでそちらも語ってしまおう。
その屁理屈は「光っていうのはドーナツちゃんにぶつかったりしない」というものである。
宇宙の形ということで、いままでその形をイメージするのに「ぶつかったら」とか「外からの見え方が」とか言ってきていたが、それはこの空間の中でうごめくわれわれ人類のような連中にとってはそうだろう、という話である。
ところが光はなかなかちょっと特殊なので、もしかするとドーナツちゃんの近くを通りかかっても、回れ右したりしないということはないだろうか。
そういえば、昔どこかの理科で習ったのだが、光というのは電磁波らしい。
ある波長の電磁波のことを目に見える光という意味で可視光というのだが、それより波長が長いと赤外線、さらに長いと電波と呼ぶとかそういうことらしいのだ。
だから、いま我々がインターネットをするのにケータイとかwifiとか使っていると思うのだが、そのネットワークと繋ぐための電波というのは光と同じ電磁波の一種とかそういうことになるらしい。
そういえば可視光よりも波長が短いと紫外線、さらに短いとX線、もっと短いとガンマ線とかいうものになるらしい。
ガンマ線とか、放射線の一種で人体に大変よろしくないわけだが、それも波長が違うだけで光と同じ電磁波の一種ということになるのだそうだ。
そんな光、いや正確には電磁波だが、「波」の文字がついているからには何かの「波」とかそういうことになる。何かがゆらゆらしているから、「波」なのであって、電磁波というのはともかく何かがゆらゆらしているとかそういうものなわけだ。
そこで、このゆらゆらしている何かというのを、ドーナツちゃんがゆらゆらしていると考えてみたらどうだろう?