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2021-01-15 どの方向から見てもプールの水は同じよう

つまり色々な方向に脚を広げたドーナツちゃんがたくさんたくさん無数に空間を埋め尽くしていると、光はまっすぐ進んでいてもドーナツちゃんにぶつかるたびに方向を変えるので、周りから見たときに結局、光を当てると何か見え方が色々だな、となるような気がするわけである。

脚を広げている方向にまっすぐ入射する光だけが素直にズンドコし、それ以外の光は跳ね返ったり曲がったりしてしまうわけだ。


しかし、そのドーナツちゃんが雑然と満ち満ちていることを考えると、その雑然と色々な方向を向いている状態自体は、どの方向を見ても多分一様になっているだろうから、大きな心で群れているドーナツちゃんをかたまりで考えると、東西南北どの方向から光を当ててもまあ、見え方は変わらないと言えるかもしれない。


例えば、中学校の理科で習ったと思うが水分子は「くの字型」にクキッと曲がっているわけであるが、それがそれこそ無数に集まったプールの水になるとそのクキッとなった水分子の方向というものは、乱雑にバラバラな方向にクキッとなっていて、周りからプールの水を見た時あまり気にしなくて良いとかそういう感じで、東西南北どの方向から見てもプールの水は同じように透き通って見えているわけだ。


それとドーナツちゃんが同じことになると考えると、雑然と空間を埋め尽くしているドーナツちゃんがあったとして、光はそれにぶつかりながら散乱しちゃうわけだが、そのドーナツちゃんの無数に集まった空間全体としては、概ね光はまっすぐ進んでいて、空間の方向で見え方が変わったりはしないとかそういうことなんじゃないだろうか、というのが第一の屁理屈である。


さて、次の屁理屈に行こう。


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