2021-01-07 三次元球にドーナツが刺さっている場合
さて、いままでこの宇宙ってのはまあるい三次元球に無数のドーナツがぶっ刺さっているような形をしているのではないか、ということを説明したくて色々とあの手この手を使って具体的なイメージが湧くように長々と書き連ねてきたわけである。
我々の暮らす宇宙が三次元だということは間違いなさそうだし、三次元の空間の形が基本的には8種類しかないってことは偉い学者さんが10年ほど前に証明してくれてるし、だから宇宙の形はその8種類の形の組み合わせでできているというのはまず間違いなさそうな話だし、だとすると多分一番基本的な形である三次元球に、ほかのちょっとだけ複雑な7つの形が無数にくっついているのが一番確率としては高そうだ、というのも多分確かだろうし、だとするとまずは三次元球にドーナツが刺さっている場合を考えてみるのが良さそうだし、というところまではまあ、妥当な流れだろうと思うわけである。
もしかするとドーナツをぶっ刺すのではなくて、他の6つの形のどれかをぶっ刺さないといけなかったとか、そういう話はあるかも知れないが、つまりドーナツ(S2×S1)が特殊で、実際の宇宙の形としては不適切だったということだったりするかもなのだが、いまのところ私としてはドーナツちゃんが選ばれし特殊な形だとはちょっと思えないのでそこは考えないことにする。
あ、ちなみに三次元球に三次元球自身が無数にくっつくパターンというのもありそうな話なのだが、球という形はちょっと特殊で、球と球がくっつくと、最初はひょうたんみたいなでこぼこしたフォルムだったりするのが、時間が経つとだんだんでこぼこがならされてしまい、最後には二つ分の球を合わせた大きさの球にまとまってしまうとかそういうことになるらしい。
これは球にはドーナツと違って穴が空いていないからで、どこまででもでこぼこをならしてしまう変形が可能になってしまうからとかそういうことなんだと私は思っている。
なので、球が無数にくっついた形を考える必要はあまりない。それは球自身にくっつく場合だけでなく、ドーナツちゃんに無数の球がくっついた場合も話は同じで、ちっちゃい方の球がくっついてできたでこぼこも時間が経つとならされてドーナツの一部に溶け込んでしまうらしい。
ドーナツに球をくっつけてもドーナツにしかならないわけだ。