2021-01-05 とりあえずは「・」になる
さて三次元の話をする前に二次元の場合でイメージを固めておくのはいつものことなのでそうするとして、しかし実際の話、このドーナツちゃんの周辺ズンドコな話というのは、三次元でも二次元でも今のところあまり違いはない。
ズンドコ東西だけが特殊で、あとの角度での話はズンドコ南北と同じ、ということだと、そこにズンドコ上下が加わっても南北と同じだからー、ということで済んでしまう。
なのでイメージしやすさということでいうととりあえず二次元の方が実際の形を思い浮かべながら考えられる分、わかりやすいのであって、ならば二次元の話を考えておけばだいたいのところはそのまま三次元でも同じになるということで二次元の話を始めてしまうのである。
さて、ズンドコ東西の二次元のやつを図にすると「→○⇒⇒○→」となるのであった。「→」が外側の場合、「⇒」が内側の場合である。ここで昨日書いたように、これらがものすっごく小さくなっていくとどうなるかを考えてみる。
最初に「○」の部分の半径がどんどん小さくなっていくとすると「→・⇒⇒・→」という感じになるだろう。これはまだ○が点になっただけで、今までのズンドコ話と同じことを表しているに過ぎない。
ではさらにここで二つの「・」の間の距離がものすごく小さくなって、我々の目から見るとあたかも同じ場所にあるかのように見えるくらい小さくなったとすると、「→・→」のように書けるだろう。
ここでズンドコ東西内側を表していた「⇒」が消えてしまっているが、大きな目で小さなドーナツを外側から眺めると、内側というものは存在しないくらいに小さくて見えなくなってしまうのであって、そこには東西のドーナツちゃんの脚があるというよりは、なんか知らんけどちょっと変わった点があるやんけ、という感じになるのではないかということになる。
なにしろ素粒子レベルで小さくなったら、という話なのだ。例えば大気中に存在する水素分子は二つの水素原子から構成されていて、それらは横並びに並んでいるわけだが、われわれ人類からするとそんな横並びの形は見えなくて、あたかも一つの点か何かのように扱ってもそれほどおかしくはないわけだ。
もちろん、単なる点と二つの水素原子が並んだ場合とだと、色々な特性に違いが出てくるわけだが、そこのところは正確な計測をしてみて初めて差として出てくるものであって、大雑把に気体の性質とかを考える時にはあまり気にしなくてよいとかそういうことになる。なので、ものすごく小さいドーナツちゃんについて考える時も、最初は細かい話は忘れて大雑把に考えていきたいとかそういうことである。なので、ドーナツちゃんちゃんもとりあえずは「・」になると考えるわけだ。