2020-12-28 ズンドコ南北とズンドコ上下
さてさて、ここまで色々書いてきた電波フリートだが、今年は今回で最後である。
来年も続きを書いていきたいと思っているが、忘れん坊なので年明けにはフリートのことをすっかり忘れている可能性はかなりある。なのでもしもこの電波長文を楽しみにしている場合には、年明けの四日くらいの時に「ところでフリートはまだですか?」と督促してもらえるといいと思う(他力本願
さて、ズンドコ東西の外側と内側のパターンについて、三次元の場合を説明してみたところである。
そうなると次はズンドコ南北になるが、穴くぐるのパターンは説明するまでもないので省略するとして、ズンドコ南北のドーナツにぶつかるパターンについて三次元だとどうなるかを考えてみよう。
三次元の我々の暮らす宇宙全体が三次元球だとして、我々の目の前に三次元のドーナツちゃん(S2×S1)がその宇宙に四次元方向からぶっ刺さっている、ぶっ刺さっているその境界面たる二次元球面が東と西に2つ並んでいる場面を想定する。
光が真南から来て真北へ去っていこうとしたその際、三次元ドーナツちゃんの東の脚の真南の点から入射したと考えてみよう。二次元のズンドコからの類推で、光は西の脚の真南の点から射出され、真南に向かって飛び去っていくだろう。
これは北からの光でも同じだし、また考えてみればすぐわかることだが、ズンドコ上下の場合でも同じことになる。実のところ、ズンドコで特殊なのは東西のパターンだけで、あとはすべてズンドコ南北と同じ考え方で良い。
ちなみに斜めの場合も話は同じで、例えば真上からやや東寄りに傾いた方向から斜めにドーナツちゃんの東の脚の境界面に入射した光は、西の脚の真上からやや西側寄りに傾いた方向に向かって飛び去っていく。
言ってみれば、2つの脚の表面に入射と射出が別れているだけで、全体的に見るなら入射したのとは逆方向に反射していると言えなくはない、と言った感じである。ズンドコ南北とズンドコ上下は方向が90度だけ異なるくらいで、入射する光のその後の射出については話は全く変わらない。ただ、二次元から三次元になって、ズンドコ上下が加わっただけと言うことになる。