2020-12-25 ズンドコ東な光
昨日はフリート失敗したので、くどいかも知れないが昨日書きたかった話の結論部分を繰り返しておくことにする。
ズンドコ東のパターンで、光が西から東へまっすぐ進むケースを考える。記号にするとこんな感じになるだろう。
→○⇒入⇒○→入
ここで「入」は西からの光を見ている三次元人というように考えて欲しい。
二人の「入」さんがいるが、どちらも西をまっすぐ向いていて、西からやってくる光を見つめているというわけだ。
この時、ズンドコ東な光はドーナツの二つの脚に阻まれて二つの経路をぐるぐるしていることになる。一つはズンドコ東西外側で、「→」で表されているやつだ。ドーナツの真西からやってきて、ドーナツの真西のふもとからドーナツを四次元方向の上に登り、東の脚の真東のふもとから真東へと去って行く。ドーナツの東側の「入」さんはドーナツの西側の光景を見ているということになる。
なんと、目の前のドーナツの脚と脚の間にいるもう一人の「入」さんはその東側の「入」さんからは姿が見えなかったりするわけだ。
一方、ドーナツの内側をズンドコしている「⇒」の方は、まず東の脚の真西のふもとからドーナツを四次元方向の上に登り、そのままぐるりとまわってドーナツの西の脚の真東から出てくる。こちら、内側の「入」さんはその西の脚から出てくる光を目にしているわけだが、なんのことはない、そこで見えるものは自分の後ろ頭になるということになる。もしもこの内側の「入」さんが後ろを振り返って真東の方向を見たとしても話は同じで西の脚が東の脚になるだけで、自分の後ろ頭が見える点は同じになる。
そして東側の脚を挟んでその向こうには東側の「入」さんが立っているはずなのだが、そこは見えないということになる。