2021-07-16 チカラが分かれていまの世界の有り様
さて、こうしてドーナツちゃんプルプル宇宙論を使って何か物理量を計算するやり方のイメージだけは得ることができた。気がする。
もちろん量子色力学について、他にも物理量を計算するやり方とかはあるんだろうし、量子電磁気学とかだともっとシンプルな手法があったりもするかもだが、格子QCDシミュレーションはドーナツちゃんたちにそのままのイメージで適用できたりするところがなかなかいい感じだったのでこれでよしとしようかなと思っていたりする次第である。
ちなみに量子電磁気学は「QED」とか略すらしいですよ母さん。
「QCD」と「QED」だと、「QCD」の方がめんどくさいらしいので、この宇宙の真理たるドーナツちゃんプルプル宇宙論には格子QCDシミュレーションの手法の方がふさわしいというのもある。
というか、ドーナツちゃんのプルプルがフェルミオンだとして、そうするとドーナツちゃんのプルプルの種類のうちの一番高エネルギーの奴はクォークに相当するわけなのでQCDな話で計算しないといけないはずなのだ。
そういえば標準模型では強いチカラと弱いチカラ、電磁気のチカラの三つを扱っていて、これらは全て統一的に扱うことができるんだけど、エネルギーの高い時と低い時、 要するにエネルギーが高いというのは超近距離でエネルギーが低いというのは距離としては離れている場合と同義なわけだが、つまり高エネルギーなときには3つのチカラは同じだったのが、だんだん低エネルギーになってくると最初に強いチカラが分離し、次に弱いチカラと電磁気のチカラが分かれていまの世界の有り様になったという理屈になっている。
強いチカラが分離するエネルギー領域のことを「GUTスケール(10の16乗GeV)」と言い、電磁気のチカラと弱いチカラが分かれるエネルギー領域のことを「ウィークスケール(100GeV)」と言ったりする。
標準模型だとこれらのエネルギー領域についてなんでそういう階層みたいな差があるのかはよくわからんね、ということらしいのだが、なんとこれがドーナツちゃんプルプル宇宙論だと理由に心当たりができたりするのである。まじかー!