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2021-06-07 超ひも兄さんは10次元

超ひも理論によると空間を区切る細かさには限界があって、そしてひもがプルプルと振動しているという話をしていた。


その点では超ひも理論とドーナツちゃんプルプル宇宙論は瓜二つで同じことを言っている気がしないでもない。

とはいえそんな似たところのある2つの理論だが、あとの部分はかなり違っていたりして、それはそれで比べてみないといけないわけである。


例えば、ドーナツちゃんは空間の形そのものなわけだが、一方の超ひもさんは空間とは別の、何か素粒子っぽい存在で、ドーナツちゃんがある場所で細かくプルプルしているだけなのに対し、超ひも兄さんは空間を自由に飛び回りながらプルプルしているとかそんな感じのイメージである。

それはそうだろう。つぶつぶの代わりにひもやねん、な理論なわけだから、その超ひも兄さんの自由を縛る理由がない。


なので、ドーナツちゃんのワラワラを考えていたときは、ドーナツちゃんが固体的な感じであまり動かないと言った前提をおいていろいろ考察していたわけだが、超ひも兄さんの場合は固体的というよりは自由気体に近いイメージの話になってるんじゃないかと思ったりする。


あと、超ひも兄さんの理論は実は10次元な理論だったりして、この世界の3次元空間と1次元の時間とは別に、 6次元が存在しとるはずやねんということを主張していたりもする。

ドーナツちゃんプルプル宇宙論は三次元閉多様体の話から出発しているのでそもそも空間の次元は3次元な訳だが、超ひも兄さんは10次元じゃないとうまくいかないらしい。

余分な6次元はじゃあどうなっているかというと、どうも超ちっちゃい領域に押し込められていて、われわれ人類では観測できない 感じになっているらしいのだ。

なかなか大胆なことを超ひも兄さんは主張しているのである。


大胆な発想という点ではドーナツちゃんプルプル宇宙論よりも超ひも理論の方が上かも知れない。

さすがである超ひも兄さん。


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