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2021-05-25 相殺されないプルプル分

じゃあワラワラ全体としてはプルプル具合が平均化されて外側からはプルプルが分からないとして、真空でない、物質が素粒子があるというのはどういうことなのかという話になる。

ワラワラ全体として見てみようという話なので、これはそれ、ワラワラ全体として見てもちょっとだけプルプル具合に偏りがある、そういう時に「そこに素粒子がある」ということになるんじゃないか、そう思ったりするわけである。


例えば、あるワラワラに含まれているプルプルについて、南北にプルプルしている中で北からプルるものが1億個、南からプルるものが1億と1個あったとしたら、ワラワラ全体としてはドーナツちゃん1個分だけ、相殺されないプルプル分が残るわけで、外からそのワラワラ全体を見た時に、そのワラワラは南からドーナツちゃん1個分だけプルっているように見えるんじゃなかろうかということになる。

このプルプル具合が素粒子の標準模型の何に対応するのかは正直分からないが、例えばクォークの色荷(カラー)に対応するとしたら、このちょっとだけ南北にプルプルが偏っているワラワラ全体はクォークとして観測されるとかそんな感じになるのではないかということである。


つまり、ドーナツちゃんそのものは空間の形というか、無数にドーナツがぶっ刺さったような三次元空間の迷路の一部みたいな何かなんだけど、そのプルプル振動している有様をワラワラ全体として観測した場合に、プルプルの偏り具合があるとそこに「なんかあるっぽい」とかそんなことになってるんじゃないかとか、そんなことを考えるわけである。


ちなみにドーナツちゃん自体がプルプルしているその振動具合がフェルミオンで、あるドーナツちゃんのプルプルが隣のドーナツちゃんに伝わっていく、その伝わる時の空間振動みたいなものがボゾンとか、そんな感じになってるんじゃないかな、とかそういうことを考えたりもする。


とはいえ、そういう何かの対応付けをもっともらしく語っていくにはドーナツちゃんのいくつかの振動モード、プルプル具合について素粒子の性質と結びつけてなにかをこじつけないといけないのだが……。


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