見えない気遣いには気付かない
「わ~、感動」
(マスターが喜んでくれるなら私も楽しいですよ!)
念話と魔法の修行をするよ!楽しいから修行ではないかもね!あ、そういえば
(リフィーは魔法を使うと疲れないの?)
(マスター同様、眠るか休めば回復すると思いますよ?今の所は疲れないですね~。)
(ほ~、そういえば神力渡ってるんだよな、そのせいかも?)
(そういえばそうでしたね?神力から魔力を造ってる可能性がありますね...時間かかりますけど、[深部解析]で調べてみますね?)
(ん、ありがと、時間と言えば今何時だろ?)
腕時計を見る、さっき3時だったから~、
(ん、11時か、熱中したな?)
午後11時、いつもなら寝てる時間だな。
(よし!お布団に引きこもるかなー、リフィーは無理しない程度に解析よろしく!)
こういうのは任せないと怒るからな、道具が元だから引け目は感じないけど、自分寝てる間働けはかなり酷い言い様だから、人前では気を付けよう。
(任せてください!)
素晴らしい熱意、うん、俺にはなかったな~。
(じゃあ、おやすみ、リフィー。)
(お休みなさい、マスター。)
ふあぁ...布団入ると一気に眠く...
(マスターは寝ましたね...ゆっくり休んでくれると良いですが...前回は悪夢を見ていた様でしたし。
残っている神力を少し拝借して。
[概念付与・安眠]...ふぅ、マスターのスキルですから私が使うとやはり疲れますね、でも、自らの身を案じないマスターですから。
私が付いていないと。)
(ゆっくり眠ってください、ここには貴方の味方がいますよ?マスター。)
(前の世界の様に、敵と他人しか居ない訳ではありませんから。)
(さぁ!私も[深部解析]頑張りますよ!)
「んん...お早う」
すっきりした目覚めだな、体動かしたいな。
「お早うございます、マスター。」
まぁ、それはそれとして。
「腕時計はめたままなんだが、人化出来るんね。」
目の前に__・人の形_をしたリフィーがいる。
「いやぁー、なんか、窮屈というか?[深部解析]を執行するのに様々な情報を得るには人形が良いみたいでして?ああ、ちゃんと判りましたよ?例えば〔腕時計〕の様に、〈電力を動作に変換する〉みたいな、AからBへ、といった形が適応される様です。」
なんか捲し立てられてる感が有るが、良いか。
「なるほどね、道具の概念全般が、憑喪神に扱えるってとこか、ん?それとも[成長能力]で新たに習得した?」
「あうぅ、勘が鋭いですねー、そうです。ステータス」
名前・リフィー
種族・神族(憑喪神)
スキル・道具の心得・一蓮托生・深域解析・念話・成長能力・限定強化(契約者)
称号・主に使えし物・意思を持つ道具・契約者・神力行使・感覚理解・特殊変換
新しく増えたのが[特殊変換]か、読んで字の如くかな?効率は判らないけど、その日の調子によりけりってとこかな?
「なるほどね、魔神くらいじゃなかったのか?神力と魔力を行使できるのは?」
「例外の一部となりました!」
褒めて褒めてって顔だな、どちらかと言うと凄すぎて呆れるが。
「すげーなリフィー...道具とか言うレベルじゃないだろう。」
「うっふっふー!それほどでもありますよ!」
いや、うん、マジで凄いからつっこめないのがなんか悔しい。
「まぁ、リフィーが入れば魔法使えるんだし、良いか。」
「?何がです?」
あ、しまった、声に出てた
「いや、なんでも、ちょっと悔しいなーとか思っただけ。」
「羨ましいですか~ふふふ~。」
調子乗りまくりやな、このテンション嫌いじゃないけどな!
「う~ら~や~ま~し~い~な~!」
「ふっふっふ~!」
「さて、んじゃあ神力で[制限強化]の[強化]の方、しますか。」
「はいな!どぞどぞ~」
「[強化・容量増加]おし、こんなもんだな。」
「体内の神域の密度が上がってる感覚かな、ドロッとしてきた、そうなってくると、動かせるか?あんまり動かす意識はしなかったなー。」
うん、身体中に展開してるし、引っ込める感じか?
「ふ!ぬぬぬ...!」
うおお硬い!動かねー!
あ!ちょっと動いた!
「うぷ、そういや容量的にはほぼ最大値だったか。」
やめとこ、メリット判らんし、暇な時にでもやろう。
「デメリットなら、引っ込めたとこだけただの人と同じ強度なんだが、デメリットだしな。」
[神力操作]のスキルで扱えないとなると、ちゃんとした意味で技術を身に着けんとなー。
「さて、それはそれとして、今何時だろ?」
って、腕時計消えてるし、リフィー拗ねちゃったのか?
「ねぇリフィー?今何時かな?」
「マスターが起きたのが9時、今が12時ですね。」
「んあー、また熱中してた、ごめん。」
「いえいえ、いいんですよー。」
あ、まだ拗ねてるな。
うーん、とりあえず。
「昼か~、なんか食べる?」
「!!私アレ!あの甘いのが良いです!」
ふっ、チョロい。
じゃなくて。
「何味にしようか?チョコ?フルーツ?」
「両方で!!」
「ん、おっけ、[メイクドライフ]ほい。」
「わあぁ!美味しいです~!」
うん、そのままもぐもぐしてくれてれば平和だ。
さて、話しながらやってる限りでは、なんか結晶みたいな感じまで神力を固める事ができたし、次は魔法だな!




