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異世界に行くまでが長かった異世界行動録  作者: パレイドリア
放置ですかそうですか
16/18

魔力と魔法の使用と仕様

「じゃあ、次!魔力について、神力をもの凄い薄めたイメージかな?」


「ラーメン美味し!ハフハフ!」


おお、食ってる食ってる。


()()が渡るみたいだし、俺のお腹が減るんだが?まあ出した分は食べてもらっていいが。


「ああ、まりょくでふね、ひょっとまってくらはいね。」


「ああ、うん、ゆっくり食べてていいよ。」


ま、丸投げは良くないな、何日か前にした気がするが、気のせいだな、うん。




意識を集める、手の平辺りが妥当かな?


うーん、神力になっちゃうな~、概念付与で[魔力可視化]するしかないよな~、でも付与出来るほど神力が余ってないし、


「いや、感覚理解でも、なんとか...うーん、なんとかなる...」



イメージだよな、例えば、そうだな。


弱々しい神力。


薄めた神力。


薄める?何で?水に値する物か?


「う~ん、薄める...薄める。」




薄める...水...ん?水?


「それだ!!」


「うひゃう!どうしました、ますたー?」


食べ終わったらしいリフィーが声を掛けてきた。


「あ、いや、魔力について、扱えないかな~と。」


でも、ノーヒントでここまできたのすごくない?伊達に異世界小説読んでないってとこかな?後、自己治癒位は意識して出来てたし。


「リフィーは魔力がどんなんか判る?」


「此方の世界に存在する中で、比較的多量に有るみたいなので、一応は。」


「じゃあちょっとやってみるから、見といて?」


「はぁ...わかりました、マスター。」


何か乗り気じゃなさげ?まあいいや、さて、神力は多分強すぎる、[手加減]を使わないと、粉や水蒸気の様に、細かく、撒く感覚、ゆっくり、蛇口をひねる様に。




「ふぅー、すぅー、はー、フッ!」


細く、弱く...!




「いや、マスター...それ神力ですよ?」


「あるぅえ?!何故に!」


感覚理解では神力薄めたイメージなのに?!

違うのか?!


「水と油位には違いますよ?魔力と神力は」


あれ?なんで分か...ああ

「また独り言が出てたか。」


はぁー、違うなら判らんなー。


「ふわふわとした雲が神力だとしたらゴワゴワとした綿が魔力、位ちがいますねー?」


「気体と個体、柔らかさ?ふわふわとゴワゴワ?判らん!さっぱりだ!」


「神力からは魔力は作れないですよー。」


まあそうなるわな!土台無理な話だったのな!


「じゃあ、[代替消費]を経由して魔力を造るしかないかー。」


「なんでそんなに魔力に拘るんですか?マスターは?」




なんと?分かってないなー。


「魔法、使いたいじゃん?」


「無理ですよ?」


バッサリ


「え?いやいや、転移系で魔法使えないなんて『これは現実です、マスターに魔法は使えないです。』うそーん...なんでぇ?理由は?」


「それこそ、神力を軸に持ってるからですよ?」


「水と油だからかー...乳化剤とかないのー?」


「魔神くらいですよねー、魔力を統べる神なら魔法も使えたのですが、マスターは私神(ししん)ですからねー。」




「ん、何その ししん って?」


なんのこと?


「えぇ?はぁー、まったく自分の事になると鈍感なのは相変わらずですね、ステータスを見てください。」


うおう、やけに呆れられてるな、でもステータス?この間みたばかりじゃないか?


「ああ、うん、ステータス」




名前:ナオト

種族:神族(私神)

スキル:概念付与・神具変異・心の障壁・極小神域・代替消費

称号:神宿す者・契約者・神域に耐えし者・神具製作者・死に瀕した者・神力行使・神に到りし者


ん?は?え?




「俺に...名前が『そこじゃないでしょう!』ああゴメン」


神になっとる、いつの間に...


「マスター[強化・容量増加]を使った時に、人の身で持ち得る神力の量を越えたんですよ?そこで[最適化]が働いて種族の枠を越えたみたいですね。」


「ふぇー、なんか凄い」


[最適化]、なかなか良い仕事するじゃないか。


「それで、私神(ししん)、なんで、私神(ししん)?」


「神は此方では何かを司る者の様ですから、マスターが自らを司るということでは?格好良く言えば〔自己証明〕ですかね?」


「我思う、故に我あり、みたいな事か。」


異世界行く前に人間辞めたんか、俺。


「それで魔力は扱えないのか、残念だなー、魔法とか使いたいなー。」


使いたいなー。




「そこは、道具の出番でしょう、道具は所有者に出来ない事を補助する物ですから!」



え?つまり。


「リフィーは魔法が使えるのか?!」


「?使えますよ?」


何をいまさらみたいな返しが来た。


「[重力方向の変化]は魔法でしたし?」


「まじか、全然気付かなかったぞ。」


そもそも端から魔法使えてなかったしな、神力は使えてたけども。ならリフィーが魔法を使えても不思議は無い、か?いやいや、ここきてから不思議だらけだけど。


「でも、それなら[リンク]じゃないけど、共有できるんだから俺使えても良くない?」


諦めてなるものかー!


「それはですねー、マスターが私に触れていれば、[感覚理解]を通して擬似的にマスターが魔法を使う事は出来るんですよ?マスターには無理なだけで。」




「なるほど、魔導具みたいなことか、いや、リフィーは神で神具なのに魔法もつかえるのか?チートやぁ...」


「まあ、私も比較対象が無いのでどこまでの魔法が使えるのかは、よく分からないですけどね、えへへ。」


褒められて嬉しそうに笑うなぁ、可愛いな畜生!


それはそれとして、なるほど、擬似的だろうと何だろうと魔法が使えるなら安心だ。




平均を演じる準備は整ったっぽいしな。


「じゃあ、魔法使いたいなー、リフィー、頼むよ。」


「はい!」


と、返事と共にリフィーの姿は消えて。




(マスター、準備万端です!)


(ん、おけー。)


左腕に見慣れた時計が付いた。


(念話も十分使えるなら、いけるな!)


周辺環境に影響を与えない魔法がいいかな?でも、それなら神力で同じ事できるし、じゃあ、まぁ、魔法初級みたいな、アレで。


(リフィー、ファイアボール!)


ボゥ!


(おおお!火の弾だ!すげー!操れるかな?)


(マスターの望むがままに。)


じゃあ、そろそろ神力も回復してきた所だし、衣服と自身に、[概念付与・保全]で。



(わー、楽しい!)




何をしているかというと。


(火の弾でリフティングができるとは!)


(遊ぶんですね、マスター。)


呆れた声が聞こえた気もするが気にしない!




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