建と築 ラノベ版 築94日
建と築 ラノベ版 築94日
人は表を知り
裏を知って一人前となる
――
鋭く吹きすさぶ風が、頬をなぶり髪を、巻き上げる。
女の子の匂いがした
柑橘系の
緑の匂い
霞「」
霞「どうしたの?」
おどけて彼女は尋ねる
隠れ「」
隠れ「始めよう」
霞「」
霞「ええ」
ボクは…
惚れていた
そのまっすぐな目
霞色の目
目が離せない目
メデューサ
ボクのすきな
監獄学園の
花さんを逡巡する
ある種暴力的で
ある種肉欲的な
彼女の一挙手一投足
艶かしい脚
そう
脚フェチだったな
絶対領域には
あまり関心がない方の
脚フェチ
しなやかさ
可憐さ
絶対可憐チルドレン
絶望
さよなら
絶望先生
霞「」
霞「集中力切れてるわ」
霞「休憩…します」
たわいないパワーワード
散りばめられる
彼女の色彩
フレーバー
彼女の匂い
そのどれもが
言葉に
言の葉に
山積していた
隠れ「」
隠れ「どうしようもない」
そう
どうしようもない
霞と四仙の厚意で
初冬軍事演習を
狼鬼蛇
狼鬼蛇合同軍事演習
を執り行っていたのだが
隠れ「集中切れる」
霞と四仙相手に
いまひとつ
力を出し切れないでいた
霞「」
四仙「」
四仙「そううまくはいかないか」
…
耳に痛い
オレだって
殺す気で
霞「」
霞「殺しなさい」
霞「私を殺しなさい」
隠れ「」
隠れ「オレは…殺す気で…」
霞「殺す気…違うわ」
矢継ぎ早に
繰り出される
パワーワード
霞「」
霞「殺す」
霞「誓って」
隠れ「」
霞「」
霞「いいわ」
霞「誓う」
霞「隠郎」
隠れ「」
霞「あなたを殺します」




