建と築 ラノベ版 築85日
建と築 ラノベ版 築85日
すると神官たちの中より
非常に年老いた者が言われた
「おおソロンよ、ソロン。
ヘレネス(ギリシア人)は常に子供だ。
ヘレン(ギリシア)には老人(賢者)がいない」
―プラトン「ティマイオス」
四仙蛇「」
四仙蛇「間接圧迫止血法」
四仙蛇「を開始する」
四仙蛇「止血点を圧迫して止血する方法。」
四仙蛇「血液が鼓動と連動して噴出するような
深い切り傷・裂傷に適用される。
止血点は動脈の出血した箇所と心臓の間にある、
血液の流れを止めることが出来る点で、
主に「体の内側」で、
足(太股)なら内股・膝下は膝の反対側からかかとまで、
腕なら腋の下から肘まで・二の腕なら掌の側にあり、
頭皮の場合ではこめかみ付近など、
負傷個所に応じて所定の止血点を圧迫する。
。皮膚に近い浅い所にある物は押すことで
、骨に近い深い所にある物
は筋肉ごとひねることで圧迫できる。
鮮やかな赤い色の血が
勢い良く流れる動脈出血の場合は、
この方法でないと止血が難しいが、
止血点の位置など専門知識が必要で、
一般ではより確実な
(多少なりとも効果のあがり易い)
直接圧迫止血のみに留め
、救急救命士など専門家に任せたほうが無難。」
隠れヴァ「ん…むごご…ぐ…!?」
四仙蛇「」
四仙蛇「だいぶつらそうだな…」
四仙蛇「…隠郎」
四仙「」
四仙「霞…」
四仙「許せよ…」
四仙「力の解放はいつもそうだ」
四仙「」
四仙「力とは元来そういうものだ」
霞「」はぁ
霞「…こうなることを…」
霞「分かってた…はず」はぁ
四仙「」ぐっ
霞「!?」
霞「がっ…はっ…!?」
四仙「」
四仙「喋るな」
四仙「傷口が開く」
霞「」はぁ
四仙「一刻の猶予もない」
四仙「…いつだってそうだ」
四仙「」ふるふる
四仙「わたしにも余裕がない」
霞「」はぁ
霞「めいわく…かけるわね…」はぁ
四仙「」
四仙「案ずるな」
四仙「我が主よ」
四仙「いつも通り」
四仙「凛としていれば良い」
霞「lはぁ
霞「あと…頼んだわよ」
四仙「」
四仙「最上の誉れ」
霞「」こくっ
四仙「」
四仙「」
隠れ「…ん…ぐぐ…」
四仙「」
四仙「止血点圧迫」ぐっ
霞「うっ…」
四仙「筋肉ごとひねる」ぐっ
霞「がっ…」
四仙「止血帯を使う」
四仙「上記の方法で止血できない時に、
止血帯を使い止血する方法。
止血点も毛細血管も押し潰して
血を物理的に止めてしまう方法のため、
止血帯より先は虚血状態となって
組織にダメージが出るほか、
締め付けられた部分の組織も損傷するが、
確実に出血は止められる。
軽度の損傷ではまず必要なく、
血管から血が勢い良く噴出するほどの
深刻な負傷の際に、
一時的に出血を止める場合に用いられる。
大抵は他の止血法と併用されるが、
取り付け位置を誤ると、
締め付けられた部位の組織を傷め、
神経にダメージを負った場合などには
後遺症も残る。
幅の広い帯で満遍なく
圧力がかかるようにするのが理想的で
、ロープなど細い紐で締め上げると
負傷する危険性が高まることから、
布などの帯(またはベルト状のもの)
を使って締め付ける。
負傷個所から心臓寄り
5~10cmほどの位置に2回巻きして縛り、
1巻き分の下に棒を差し入れて締め上げる。
締め上げる加減は、
締め付けた先の負傷していない部分の脈動をはかり、
それが感じられなくなる程度。
ただし締め付けが強すぎれば
皮下組織が押し潰され余計な怪我を増やす一方で、
締め付けが中途半端であると静脈のみ
閉じてしまい出血を悪化させる
危険性もあるため、
専門的な知識が無い場合は、
むしろ避けた方がよい止血方法である。
当然ながら頭部の負傷には
(首を絞める訳にはいかないため)
適用できない。
四仙「」
四仙「応急処置完了」
霞「」ぐたぁ
隠れ「」ぐたぁ
四仙「」
四仙「凄惨だな」




