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建と築 ラノベ版   作者: gima
日常編
5/149

建と築 ラノベ版 築5日

マーク・ゴードン


うーん。

むずい。

とにかくむずい。

架空の人物を考えてみたんだが、

細かいところでボロが出る。


そうだ、架空人物作ろう。

と、

そうだ、京都行こう。

みたいな、ノリでやってはみたものの・・・


全然思いつかない。

ほんとは、ペンシルベニアじゃなくて

架空の大学をでっち上げたかったのだ。

例えば・・・スペース…テクニカル…ユニバーシティ…

みたいな、STUって略称でいけるじゃん。

よし、それ


「…では、以上でオリエンテーションを終わるぞー。

委員長は…ケンということで。

ケン、さっそく、あいさつし給え。」


は?

委員長?

おれが?

What the fuck!

意味がわからない。

俺はそんなものになった覚えはない。

「先生。なんで僕が、委員長なんですか。」

「ん?きになるのか?」

ちなみに、先生は女だ。

「そりゃあ…気になるというか、それほどでもないというか。

でも一応きになるっていっといたほうがいいと思うんで、

私、気になります!」

最後、えるたそ。になっちまったじゃねえか俺。

わけわからなくなって、混乱してるわ。ははは。

「んー…私、気になります!かぁ。

まぁ…そうだな。教えてやるよ。

私の…独断と…偏見だ…!ハハハ!」

うわぁ…まじかよこの女。

30にもなって、生徒いじりとか…

結婚できない理由がわかったわ。

ちなみに、結婚してない云々カンヌンは、

この女教師、もとい。

青森ひば。30歳。独身。

が、自己紹介で強烈な個性を発現したからに

他ならない。

青森ひば(木の名前)のように、(くせ)が強い。


おーい、木こりさんよぉ。

この木、切ってくれよぉ。

誰かもらってやってくれ。

そんでもって、家を建ててやれよ。

頼むから、優しい木こり。

もらってくれ。

おれの学生生活かかってんだよ!

おい!聞いてんのか!

おーい!


・・・30分後。


「ハハハ!災難だったな、ケン。

まじ同情するよ。」

「同情・・・?

!?

おい、つかっちゃん!

あの、独女貰ってくれよ!

つかっちゃんなら、いい家庭が築ける!

そうに違いない!

よし、これでおれの学生生活は安泰だ!

ハハハ、ハハハ、ハハハ!」

「…ケン。まじ同情するよ。ほんと。まじで。」

「ハハハ、ハハハ、ハハハ!

同情するなら、独女もらえ。だ!

ハハハ!」

おれは少し、いや

もうれつに、頭がおかしくなっていた。


「おい!委員長!

ちょっとこい!話がある!」

ひば、てめえ。

まあいい。今に見てろ。

必ず復習してやる。

あ、違った。

復讐。こっちだった。

「早くしろよー。

私は今から、合コンの準備があるんだ!

手間とらせるな!」

なんて身勝手な!

俺は旋律を、じゃない。

戦慄をおぼえたのだった。

「はいはーい。今いきまーす。

手間とらせまーす。」

「手間とらせるなって言っただろ。

このバカ!君には、あんた、バカァ?

って言うアスカの名言を叩き込む必要がありそうね。」

なんだ、このババア。

ふざけてんのか?

まじ、ぶっ◯したくなってきたわ。

このアマ、アニヲタだったのかよ。くそっ。

えるたそのくだり。モロバレじゃねえか。

「先生。笑えばいいと思うよ。

痛っ!」

「先生に向かってその態度はなんなの。

こうしてやるっ!」

後ろから、首をホールドされた。

おい、胸。当たってんぞ。

Attachedしてるぞ。

「あててんのよ。童◯。」

「やめろー!

童◯って言うなー!

みんなに聞こえてんだろ!

人権侵害だー!

あと、心読むのもやめろー!」

「先生を、罵るのはいいんだぁ〜

散々おもってくれたじゃない。

それは、いいんだぁ〜

ふ〜ん。」

「わかった。謝るから、謝るから許してください。

あと、苦しいんで、離してください!」

「い〜や〜だ〜

は〜な〜したくな〜い

ふふふ」

そのまま、どこかの空き教室に引きずり込まれた。



「…ケン。もう、なんにもいえねえわ。」


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