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建と築 ラノベ版   作者: gima
日常編
39/149

建と築 ラノベ版 築39日

永遠に比べたら、ほんの一瞬しか生きていられないのに、人生なんぞ苦しむに値するものだろうか


つかさ「うーん」


ヒバ「ふむ」


つかさ「」


ヒバ「物理は必要だよな」


つかさ「建築」


ヒバ「そうそう」


ヒバ「よくわかってるな」


つかさ「そんなつもりじゃ」


斜面に沿う運動


斜面に沿って動く物体の運動を摩擦のある場合


とない場合に分けて考える


力の分解


摩擦のないなめらかな斜面をすべり下りる


質量mの物体を考える


物体にはおおきさmgの重力がはたらき


鉛直下向きのベクトルで表される


このベクトルmgを斜面に沿う


ベクトルfと斜面に垂直なベクトルf’に


分解すると


Mg=f+f’


である


分力ff’の大きさff’は図から


F=mgsinθ


F=mgcosθ


である


斜面に沿う加速度はgsinθである


斜面と垂直方向には斜面から物体に抗力nがはたらいて


分力f’を打ち消している


つまりn=-f’である


摩擦


摩擦のある斜面ではその上におかれた物体が


そのまま静止していることがある


これは斜面に沿う静止摩擦力fが


重力の分力fを打ち消しているからである


斜面の傾きθがある値θmになると


物体はついに斜面に沿って滑り出す


この限界の静止摩擦力最大静止摩擦力fmという


Fmは抗力nに比例し


Fm=μN=μmgcosθm


とかける


ここでμは静止摩擦係数という


傾きがθmのとき


最大静止摩擦力は斜面に沿う


重力の分力とおおきさが等しく


. μmgcosθm=mgsinθm


である


すべりだす限界の傾きθmを測れば


静止摩擦係数μはμ=tanθmに


よって与えられるμが大きいほど


すべりだす限界の傾きθmも大きい


すべりだした後に物体に働くすべり摩擦力


は静止摩擦力より小さい


つかさ「」


ヒバ「」


つかさ「ねむい」


ヒバ「ねμい」


つかさ「ねみゅい・・・プハッ」


建「暖炉前」


築「ダンロップ」


つかさ「ダンロップ・・・プハッ」



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