建と築 ラノベ版 築39日
永遠に比べたら、ほんの一瞬しか生きていられないのに、人生なんぞ苦しむに値するものだろうか
つかさ「うーん」
ヒバ「ふむ」
つかさ「」
ヒバ「物理は必要だよな」
つかさ「建築」
ヒバ「そうそう」
ヒバ「よくわかってるな」
つかさ「そんなつもりじゃ」
斜面に沿う運動
斜面に沿って動く物体の運動を摩擦のある場合
とない場合に分けて考える
力の分解
摩擦のないなめらかな斜面をすべり下りる
質量mの物体を考える
物体にはおおきさmgの重力がはたらき
鉛直下向きのベクトルで表される
このベクトルmgを斜面に沿う
ベクトルfと斜面に垂直なベクトルf’に
分解すると
Mg=f+f’
である
分力ff’の大きさff’は図から
F=mgsinθ
F=mgcosθ
である
斜面に沿う加速度はgsinθである
斜面と垂直方向には斜面から物体に抗力nがはたらいて
分力f’を打ち消している
つまりn=-f’である
摩擦
摩擦のある斜面ではその上におかれた物体が
そのまま静止していることがある
これは斜面に沿う静止摩擦力fが
重力の分力fを打ち消しているからである
斜面の傾きθがある値θmになると
物体はついに斜面に沿って滑り出す
この限界の静止摩擦力最大静止摩擦力fmという
Fmは抗力nに比例し
Fm=μN=μmgcosθm
とかける
ここでμは静止摩擦係数という
傾きがθmのとき
最大静止摩擦力は斜面に沿う
重力の分力とおおきさが等しく
. μmgcosθm=mgsinθm
である
すべりだす限界の傾きθmを測れば
静止摩擦係数μはμ=tanθmに
よって与えられるμが大きいほど
すべりだす限界の傾きθmも大きい
すべりだした後に物体に働くすべり摩擦力
は静止摩擦力より小さい
つかさ「」
ヒバ「」
つかさ「ねむい」
ヒバ「ねμい」
つかさ「ねみゅい・・・プハッ」
建「暖炉前」
築「ダンロップ」
つかさ「ダンロップ・・・プハッ」




