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建と築 ラノベ版   作者: gima
日常編
3/149

建と築 ラノベ版 築3日

いいのか、わるいのか、判断がつかない。

この状況を理解するには、多少ライトノベルの知識と、

ほんの少しのライトノベル作家の気持ちとを持ち合わせていれば乗り切れる。

なぜそんな知識と気持ちとを持ち合わせればイイのかというと、

まさに今、この瞬間、just now,最も有効な対処方法だからだ。

さて、もんだいはそこじゃなくて、というよりも、ライトノベル云々の情報を

持っているのも、アレなことだがそれよりも

どの対処法が有効に働くかを、脳をフルバーストして、バーサーカーになって・・・

は言い過ぎだけど、当てはめなくっちゃあならない。

さて、どうしたものか。選択肢が多すぎる。大筋は大体決まってるから、

細かい部分の対処法を、選択肢としてカードを切る必要がありそうだ。

ここまで10秒。10秒だ。

さあ、どうする。

「ちょっと紹介するから、ケン。Follow me.ok?」

もうすでに、ツカサの足取りは軽やかに目的の彼女に向かう。

慌てておれは、後を追う。

「お、ok.i obey you.」

なんで英語使ってんだおれ。まあ、いまはそれどころじゃねえ。

転ばないように気をつけながらツカサについていく。

ツカサ歩くのはええな・・・

「よお、築。こいつ、ケン。よろしくな!」

「ど、どうも。ケンです。よろしく。」

急展開なために、どもってしまう。

「・・・」

ん?なんで黙ってるんだ?こういう場合のテンプレあるじゃん。

どうもよろしく。とかさぁ。

てか、スマホイジってるじゃん。大丈夫かこの女。

電源切れよ。式典始まっちまうぞ。

しかも、あくびしてるし。寝不足かよ。ソシャゲやり過ぎてんのか。

おれは、一応ヤバそうだなと思ったら、とりあえず散歩に行くようにしてる。

いや、散歩してるとかはどうでもいいや。

おい!無視はよくないだろ。無視は。おれの心がきずついちゃうじゃん。

No,ignoe!無視反対!

「彼女は、築。建築の築の部分。おれは、ちーちゃんって呼んでる。

よし、じゃあ適当に整列行こうぜ、ケン。」

「あ、ああ。そうだな。いこ・・・うか。」

うわあ。ツカサが紹介しちゃってるじゃん。いいのかよこれ。

てか、ちーちゃんってかわいいな。

「じゃ、ちーちゃん。また後でね。」

「・・・うん。あとでね。つかちー。」

つかちー?ああ、ツカサのことか。

おれも、ツカサのこと、アダ名で呼ぼうかな。

うーんと・・・そうだ!ゴールデンタイムの引用で、

つかっちゃんにしよう。うん、そうしよう!

「あなた・・・なまえなに?つかチーがなんか言ってたけど

聞き逃した。」

「ああ、おれ?ケン。よろしく。」

おれは、彼女の方に手を差し出す。

「あーはいはい。ケンね。ケン・・・KENTね。」

握り返されなかった。

「ちょ!それタバコの銘柄じゃん。君タバコくわしいな。」

ツッコミをいれて、手を下ろす。

「ケン行こうぜー。初日から目立つのは、まじ勘弁だわ。」

「ああ、悪りぃ。今行く。」

それにしてもこの女。見た目と発言のギャップがヒドイな。

ギャップ萌えとか言い出す奴が出てきそうだな。

タバコ×美少女。うーん。悪くないかも。

おれと、つかっちゃんは、その場を後にした。

彼女はまだスマホをイジってた。

彼女と目は合わなかった。

今の会話も、忘れてるかもしれない。

KENTって、ネーミングセンスが、奇抜だな。

そんなことを思いながらつかっちゃんについていく。

おれは知らなかったが、その時は、彼女。ちーちゃんが

顔を上げて、僕らを眺めていた。


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