自衛隊緊急派遣中~
(やっと仕事が終わった)男は、頭の中で歓声をあげる。ここは首相官邸の地下の一室。若本は一瞬の喜びに浸っていた。アメリカでトラープが大統領になってからアメリカの政策も一転、国際協調から対外強硬論が台頭し始めた。それだけならまだよかったものの、あろうことか日本を含む同盟国にまで無理難題を吹っ掛けてきたのだ。それにより世界はアメリカ、それに首都が近いカナダと世界の構図になっていった… 事の始まりはアメリカが同盟国から撤退し始めたことだ。各国が注目するなか、突然メキシコ経由でパナマ、それに硫黄島に強襲してきたことによる。日本政府は国連の緊急安保理で同国を非難、それと同時に海上自衛隊は艤装を終えた最新型空母あかぎとあたご型の次世代艦摩耶型を含む機動艦隊を硫黄島へ差し向けた。あかぎは排水量95000の自衛隊初の正規空母で、速力は30ノット以上、搭載機数はF2支援戦闘機40E4早期警戒機5F3制空戦闘機35となっていた。因みにE4早期警戒機は国産の機体で対ステルス性能が向上している。F3は我が国初の国産のステルス戦闘機だ。性能はF22と互角とされている。そをな16隻の大艦隊が決戦に向けて一路海上を南にすすんでいた…
次は11月13日ごろです 書き出しはいかがだったでしょうか?次はいよいよ海戦です