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13話「試験」

僕がCクラスの教室に入るが、Fクラスの時と雰囲気が全く違った。

あのときは全員が僕達を目の敵にしていたが、今回は違う。皆がみんな、自分のことに必死だった。


教師「まずは、ここまで評価を上げたもの。おめでとう、称賛しよう。そしてここからが本番だ。Bのクラスから上はまさに次元が違うぞ?また、もともとこのクラスにいて、Bに上がれなかったもの。お前らは下から上がってきた者たちに決して負けないように…頑張ることだ」


その堅苦しい雰囲気に、全員が生唾を飲み込む。

そして教師は、1拍をおいて告げる。


教師「明日、試験が行われる。内容は簡単だ。ただ長い距離を走り抜く。言ってしまえばマラソンだな」


マラソン、か。

聞いただけだと普通の競技に思えるが、きっとそんなことはないのだろう。


教師「皆察しているだろうが、ただのマラソンではない。広大な無人島…距離にしたら1000キロくらいだな、そして勝ち上がれたものはこのままBクラスに上がり、負けたものはこのままCクラス。酷かったら評価が下がる…お前たちには関係ないが、Bクラスのやつが残れなかったらCに落ちると行った具合だ」

生徒「ふざっけんなよ!俺、めちゃくちゃ頑張ってここまで上り詰めたっていうのに!」

教師「甘えるな、お前より強いやつがこの学園には百人以上いる。お前が本当に誰よりも努力しているならば、生き残れるだろう?」

生徒「ぐっ…」


勢いよく立ち上がった生徒だったが、教師の言うことがあまりにもっともだったため、静かに座った。

それにしても、マラソン。キロという単位にあまりピンとこなかったが、きっと数日単位でかかるほどの距離なのだろう。

現在Bクラスは80人程度。それを50人に削るというのはかなりの削り具合だ。そして、Fクラス、Eクラス、愛華のいるDクラスなどからの退学者も多数出るだろう。

この学園に来てからまだ数カ月程度なのにここまで削ってしまって大丈夫なのだろうか、と思う。

まぁ、ただ僕は生き残るだけだ。この体の過去を知るために。

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