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異世界は続くよどこまでも?  作者: 青色ペンギン
1/3

ぷろろ~ぐ


ここは『ギルド』と呼ばれている世界

あまたに存在する世界に対しての救済を目的としている。


なぜ『ギルド』なんて世界が必要になったのか、原因はすべて『神』に起因する。

暇を持て余した一部の『神』たちは各々『世界』を作り出しては放置の繰り返しをしていた。

『世界』を作る過程こそ熱は入るが、その後に関しては興味を持つことがなかったためだ。


そんな中で、現状を嘆く神もいた。

「作られ捨てられる世界にも救いを与えねば...」


当然、作られた『世界』には生命が存在する。

神の調和をなくして『世界』は成り立たないわけで、崩壊の一途をたどるしかないのだ。

散りゆく『世界』に耳を傾ければ阿鼻叫喚の嵐

心優しき神〈エル〉は涙を流し救済を決意した。


救済と言うは易く行うは難しで

『神』という存在が『世界』に直接関与することは特例を除いて基本できないのだ。

本来、『世界』というものは『一神一世界』という言葉があり自身の有している『世界』を守護するのが普通なのだ。

原則直接の関与ができない神々は試行錯誤の末、世界の均衡を維持している。


『世界』作成ブームが原因で作られ捨てられる世界は保有権を放棄されているので

エルは放棄された保有権を巻き取ることで自身の『世界』として確立させた。

中にはてのつけられない世界もあったが、まだ間に合う世界も同時に多く存在しており

直接の関与ができないことを考慮し、新たに一つ『世界」を創造した。


それが『ギルド』である。

自身の代わりに、『ギルド』に住む人間たちによって

他の世界を救済してもらおうと考えたのだ。

既存の世界に対しての『修正』はできないので、『ギルド』からの派遣で

異なる世界を救うために


「これからギルドに住まう人々には申し訳ないですが、これも助け合いということで

がんばっていただきます」


エルは祈るような声で、これから前途多難に見舞われる『ギルド』に対して

つぶやくのだった。


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