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春夏秋冬  作者: ムラサキ
1/1

始まり

素人です。

本当に右も左もわからない状態なので、温かい目で、感想やアドバイスを下さい。


夏美なつみが死んでから1年が経とうとしている。

僕らの、いびつな高校生活が始まる。


4月6日、今日は沫雪あわゆき高校の入学式。

式が始まるのはまだまだ先なのだが、校門付近は新入生やその親族で賑わっていた。


「人多いねー。まだ式まで2時間あるのに。」

西野にしの冬樹ふゆきは感嘆の声を発する。彼も今日からこの沫雪高校に通う新入生の1人だ。

「結構かわいい子多くね!?あの子とか超タイプなんだけど!!」

隣で女子を見て興奮した声を上げているのは、冬樹の幼馴染の日下部くさかべ春哉はるやだ。金髪にした髪と両耳に開いたピアスでかなり目立っている。

「あの子どこのクラスかなぁ!聞いてこよっかなぁ!」

「やめとけ。入学初日でバカがバレるぞ。」

横で春哉に冷静に声をかけるのは同じく2人の幼馴染のわたり秋斗あきとだ。彼も高身長で周りより頭2つほど高いのでかなり目立っている。

「今行かないと絶対後悔する気がする…!」

「そんなことより会場開いたから中入るぞ」


そんな2人の会話を聞きながら冬樹は感じていた。

たとえ夏美がいなくなっても、僕らの時間は進んでいく。歪なほど正常に。

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