相談に行って解決しました。
投稿するのがまちまちすぎてごめんなさい。
もっと計画的に投稿できるように精進します。
失態を晒してから数日、私は真面目に陛下の負担軽減について考えていた。
いや、以前のことが真面目に考えていなかったわけじゃない。計画性が足りなかったのだ。
仕事を分けてもらう方法は、陛下に通じない。なぜかこだわりを持ってるみたいだったし、ドレスのことを取り消すのも、逆に失礼だ。しかし、情報がないままで何かを成すのは難しい。
「ということで、陛下のスケジュールを聞きに参りました。」
「なんで俺のとこに来るんだ……ですか、セレスティナさまー。」
私が訪ねたのは、騎士団長。
「しょっちゅう陛下に呼び出されてるんですよね?だったらスケジュールをある程度わかっているのではないか、と。」
「あんま詳しいことは教えらんねぇ……れないですよ?暗殺なんかの恐れもあるんで。」
そうだな。じゃあ、もっと漠然としていて、なおかつ休む時間を作れるような……
「じゃあ、陛下は仕事以外になさっていることはありますか?」
「んー……つっても陛下は無趣味だからなー……こないだみたいに、直接確認したい騎士団の仕事とかについて行ったりすることがたまにあるが……」
「そっちの方が話しやすいですね。」
「ああ……あっ!すみませんっ!」
「だから、元の口調でいいですって。」
「……副団長に注意されたんだよ……仮にも陛下の婚約者ですよって。」
なるほどな。
別に公式の場じゃないからいいのに。まぁ、あれだけたどたどしいのだったら、普段から練習がいるようにも思えるのもわかるけど。
「そもそも、なんで陛下の仕事を減らそうとしてんだ?最近は仕事が減ってぐっすり眠れる、なんて言ってさえいるのに。」
「……それは聞きましたけど、この間、少し私と話したかと思ったら、顔を真っ赤にして頭を抱えられていたので、体調が良くないのだと思うのです。最近眠れるようになったことで、生活リズムが崩れたのでしょうか……安心すると風邪をひくなんて話も聞きますから……」
……だとしたら、体調不良の原因は私!?余計なんとかしなければ……
「……いや、セレスティナさまが鈍感なのはわかった。」
「はい?」
「風邪以外にも、顔を赤らめることなんてたくさんあるだろう。恥ずかしい、とか。」
「なるほど!では、何が恥ずかしかったのでしょう?」
「……失礼かもしんないけど、それは、俺が言うことじゃあねぇわ。自力で考えてくれ。」
むん。
勝手に心中を想像するのも、少しあれだしなぁ……。
「というか、体調不良でないなら、私が悩むこともなかったのでは?」
「……まぁ、今のところは陛下の体について考えることは必要ないだろうな。」
じゃあ、私の早とちりで、これは全くの無駄足だったというわけか。
徒労だったという事実は意外とどうでも良くて、陛下の負担を軽くしなければならないという義務感から解放されて、少しだけ安心した。
「……でも、やること増やしちゃったんだよなぁ……。」
「……なにやったんだ?セレスティナさまは?」
「あのですね、今度、私が受けた授業の成果を見せるためにも、夜会に出席することになってるんです。ドレス選びなんて、そうそう時間が着ることでもありませんから、その間にやるべき仕事を引き受けようと思ったのですが……。仕事を引き受けることは失敗し、やることを増やしてしまったのです。」
「……大丈夫だと思うぞ、それ。」
「へ?」
頭を抱える私に、団長さんは思案するそぶりを見せ、そう言った。
「女にドレスを贈るのは、男の甲斐性だからな。周りへのアピールにもなるし、どうせ政略結婚だからと娘を側妃にしようとする奴らも減るし、一石二鳥だろ。」
!!
目から鱗だった。
仕事を減らしたことにはならないけど、余計な仕事が増えることを防げたのかもしれない。少しだけ気分が軽くなった。
「団長さん……。」
「なんだ?礼ならいらねぇぞ。」
「そうですか。じゃあ、団長さんって、そんな考察とかできたんですね。」
「礼はいらねぇっつったが、毒舌はもっといらなかったかなー……。」
気持ちが軽くなったのと、団長さんがなんだかんだ面倒見がいいせいで、そんな軽口を言ってしまった。
頭を鷲掴みにされ髪をぐしゃぐしゃにされた。調子に乗りすぎた。
よんでくださりありがとうございました!!!




