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駆除人  作者: 花黒子
『遥か彼方の声を聞きながら……』
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『遥か彼方の声を聞きながら……3年目』2話「問題と気づき」



 総合学院の入試も受験生が多すぎて、長くなっていた。入試が終われば、学生も中に入れるのだが、それまでは外で待機。ラジオショップには、レビィとゲンローが来ていた。ゲンローは品出しをしているところ。


「なんか、駅伝すごい疲れちゃったよ。ミストたちおかしくない? ずっと出てたんでしょ? 栄養足りてなかったんじゃない?」

 レビィはミストに聞いていた。

「筋肉の修復というよりも疲労感をどうやって取るかということに集中していましたよ」

「ああ、そういうことか。じゃあ、そんなに肉を取らないほうが良かったのか……。グイルも?」

「俺は、ペースメーカーだったから興奮している自分と冷静に一定のリズムで進む自分とのせめぎ合いで、疲労とか筋肉痛とかは感じてなかったです。コウジが作った駅伝なんで、どうやっても面白いだろうと思っていたから、そっちのほうが難しかったですね」

「そういうこともあるのか」

「わざわざ早めに来て、どんな事を考えていたんですか?」

「もう一回やるなら、私サポーターやろうかな、と思って……」

「コウジ、第二回目をやるの?」

 ウインクが俺を見た。


「いや、その予定はないよ。蓄魔器も売ったし、権利関係も契約したし、よほどのものがなければ駅伝はしないよ。レビィさん、もしサポートしたいなら、今年勇者選抜があるから、それをやってみてはどうです?」

「ああ、勇者か。それはいいかもね。でも、勇者って変わるの? 誰か、他にいるのかな」

 全世界的に行われる勇者選抜大会だが、毎回、セーラさんが優勝している。

 ただ、今回はセーラさんが引退したいような雰囲気があるから、誰が選ばれるのか本当にわからない。


「まぁ、魔王がいないから、勇者も必要なのかどうか」

「南半球だと勇者の国があるから必要なんだと思うんですけど、北半球はほとんどの国が勇者がいなくても成り立っているから……」

「でも、例えば、コムロカンパニーのセスさんが勇者になったら、貿易が一気に広がっていくと思いますよ」

「それを言うなら、ベルサさんが勇者になったら、学業がもっと発展すると思うけどな」

「ああ、そういうのがあるのか。世界に及ぼす影響か……。まぁ、俺たちには関係ないか」


 カラン。


 アグリッパがラジオショップのドアを開けた。


「よう」

「足は治ったんですか?」

「ああ、すっかりくっついて、もうリハビリもこっちでやれってさ」

 アグリッパは、グイルの前に立った。


「悪かったな。自分で足を切っちまってよ。それくらい勝ちたかったんだ」

「……」

 グイルはそう言われても口を開かなかった。

「いや、そうじゃないな。家から出たかったんだ。悪い。駅伝を使って、どうにかアグニスタ家から離れたかった。付き合わせて悪かった」

「はい。俺はずっと言ってたじゃないですか。楽しみましょうよって。俺たちの敗因はそれです」

 グイルはしっかりアグリッパの謝罪を受け入れていた。


「どうでした? 北極基地は?」

「ああ、すげぇよ。まいったよ。あそこにいれば家系がどうとか本当にどうでも良くなるな。レベルが違うってああいうことを言うんだな。俺はもっとちゃんと魔物使いをやるわ。どういうスキルを取るとかじゃなくて、どういうスキルを生み出すのかってことだろ? 目が覚めたよ」


 カラン。


 マフシュとドーゴエが入ってきた。


「大量にポーションと薬草があるんだけど、置かせてくれない?」

「構いませんよ。三階使ってください。ドーゴエさんもですか?」

「竜の駅でゴーレムの整備してたら、マフシュが大変な荷物抱えて出てきたから、手伝っただけだ。コウジ、お茶ないか?」

「どうぞ」


 表にある荷物を階段に向けてリレーで渡していたら、ラジオショップの屋上に次々人が降りるのが見えた。マジコ、シェム、ダイトキだ。どう見ても異質な三人だから見間違えない。


「とりあえず、挨拶は後で、荷物を運び入れちゃってもらえますか?」

「はーい」

「ダンジョンにいれてもいいのでござる」

 

 一通り、荷物を運び終えると、マジコが一階に下りてきた。


「コウジ、あの二人おかしくない?」

「おかしいよ。知らなかった?」

「うん。船で一緒だったんだけど、ずっと変な魔法の練習をしているのよ」

「なんの魔法?」

「空間魔法だよ」

 シェムが下りてきた。


「ダンジョンで通路を作るのもけっこう大変なのでござる。レビィ嬢、少し教えてくださらんか?」

 ダイトキも下りてきた。

「いいけど、あんたたちに付き合うと長いからね。なんか甘いもの持ってきてよ」

「果物か……。考えておきます」

 シェムが難しい顔をしていたが、レビィが求めているものは「あんこ」とかだろう。


 カラン。


 またしてもラジオショップのドアが開いた。


「皆様、お揃いのようで。新人特待十生のヒライです。今年もよろしくお願いします! まもなく、総合学院が開場するようです!」


 ヒライがなんとなく集まってしまっている特待十生を呼びに来たようだ。


「ゴズさんがいないからな。アグリッパ!」

「俺か。よっしゃ、皆行くぞ!」

「「「おうっ」」」

特待十生とラジオ局員たちが外に出ると、商店街の客が注目してきた。しかも、各店舗の店主たちが外まで出てきてくれる。ラジオショップがあるだけで商店街の宣伝になったらしく、昨年は売上が例年よりも上がったらしい。パレードと駅伝があったからだろう。

 

「特待十生のお出ましだ」

「来るぞ! 特待生の中でも上位10名が!」

「今年もやってくれ!」

「勉強がんばんな!」

「体育祭は勝てよ!」

 そんな中、ヒライが先頭に立って「道を開けてください」と客の整理をしていた。


「駅伝聞いてたぞ! 面白かったぞ!」

「次はいつやるんだ!?」

「また頼むぜ!」

 ラジオ局員たちにも声がかかる。


 俺たちは手だけあげて、対応していると、「握手してくれ」とウインクに触ろうとしてくる観光客がいた。


「触んじゃないよ! 学生の通学を邪魔すんなら、私ら商店街が相手になってやる!」

「総合学院の学生は、この世界の未来だ。駅伝でわかったはずだろ? 未来を潰す気なら出てっておくれ!」

「私たち商店街の者は、全員学生たちの味方さ! 指一本触れさせるつもりはないと思いな!」


 商店街の店主たちは肉切り包丁を掲げ、枝切り鋏を手に商店街のルールを語った。大人たちが、学生を守るいい商店街だ。


 商店街を安全に通り、広場へと入ると、学生たちが大勢集まっていた。いや、広場を学生が埋め尽くしていると言っていい。


「おい! ドーゴエ、どこにいたんだよ!」

 革パンエルフことガルポが、まっさきに声をかけてきた。エルフの留学生たちは今年も来ているらしい。

「エルフの精霊使いよりは忙しいんだよ!」

 ドーゴエは適当に返している。


「今年もよろしく頼むぞー!」

 ひときわ大きな声が聞こえてきた。竜のリュージだが、姿は見えない。人に紛れることを学んだらしい。


「GO! ヒライ! GO!」

 貴族連合からの応援もある。


 総合学院の門兵たちが学生たちの熱量に気圧されている。定刻通りに開けなければ、仕事にはならないのだろう。広場の空気が、特待十生の登場により、一気に高まっている。


 空気を察したアグリッパがウインクに声を掛ける。

「悪いんだけど、今年も頼めるか?」

「あ、いいですか?」

 ウインクはにやっと笑ってから、大きく息を吸った。


「やあ!!」

 ウインクの声が広場に響き渡る。

「やあ!!!」

 二声目で、広場のそこかしこで話していた学生たちがウインクに注目した。


「やあ!!!!」

 ウインクが拳を高らかに上げた。

「「「「やあ!!!!!」」」」

 地鳴りに似た学生たちの声が王都中に響き渡る。老若男女、出身地も種族もまるで文化も違う学生たちが、一斉に拳を高らかに上げた。ウインクは完全に学生の空気を掌握した。


「今年は新年一発目から、駅伝もあって、特待十生だけでなく、多くの学生が世界的に有名になった。総合学院の学生たちは一挙手一投足が世界に注目されている! 老いも若きも大勢の人たちに羨望の眼差しを向けられ、故郷の家族たち総出で応援されている学生も多いでしょう! ……だから、なに!?」


 ウインクは悪そうに引き笑いを始めた。


「私たち一人ひとりにとっては、まったく関係ないわ! 年齢も知恵もスキルも種族も一切問わない! 今年一年、人生で最も楽しい一年にできるかどうかだけ! 勉強も恋も青春も商売も、全部詰め込んで、持てる最後の一絞りまで! 己のすべてを注ぎ込め! 今年も全力で参りましょう! 総合学院、スタァアアアアトです!」


 カラーン!


 定刻。

 門が開き、学生たちが雄叫びを上げながら、総合学院の中に入っていく。


「一年長期戦だからな。ペース考えろよー」

 グイルの声も聞こえている。学生は皆、走って押し寄せることなく、ゆっくりと学生証をちゃんと門兵に見せながら、高ぶる気持ちを抑えて進んでいた。


「それ、考えてるの?」

 ミストがウインクに聞いていた。

「ううん。咄嗟」

「うっわ、天才はこれだから」


 特待十生たちもバラバラに入っていく中、ずっと黙っていたゲンローが声をかけてきた。


「今年、アグリッパとドーゴエが卒業だろ? どうにかドーゴエには工房を持ってほしいんだが、なかなか言えないでいる。それとなくラジオ局で背中を押してやってくれないか」

「ずっとそれで黙ってたんですか?」

「ん~、いろいろ傭兵の国ではあるんだ」

「わかりました。どうせ俺たちは繊細なことは出来ないと思うんで、怒らせるかもしれないんですけどやれるだけやってみます」

「アグリッパさんはいいの?」

 ミストがゲンローに聞いた。

「ああ、アグリッパは家業で剣を持っているだけだ。誰か剣士が引導を渡して、すっきりした状態で魔物使いになってほしいとは思ってるんだけどな……。ダイトキは剣士とかそういう戦いはしていないだろ?」

「確かに……」

「ゲンローさんは気を遣いますね」

 ウインクが唐突に褒めた。


「全力で青春を楽しむには、同じ特待十生の仲間を大事にしないとな。これもなにかの縁さ。じゃ」


 そう言って、ゲンローは総合学院に入っていった。


「工房と剣士か……」

「今年は意外と繊細なミッションだね」


 俺たちラジオ局も総合学院に入り、玄関ホールまで行くと新入生たちが集まっていた。皆、ピチピチしていて初々しい。田舎から出てきたばかりの者たちも多いようで、喧嘩するような声も聞こえてきたが、貴族連合が仲裁に入り上手く仲直りをさせている。


 そんな中、俺たちを見て、クスクス笑っている学生たちの姿があった。


「あれ? いつの間にか俺の顔に落書きした?」

「いや……、あれだ」

 玄関ホールの奥の壁に、デカデカと『ラジオ局員一同、事務局に来るように』と書かれた紙が貼られていた。


「なんの呼び出し?」

「さあ?」

「あ、壁をぶっ壊したままじゃないか?」

「「「ああ!!」」」

 グイルの気づきで、全員、言い訳を考え始めたものの、すぐに居直ることに決めた。


 コンコン、ガチャ。


「ラジオ局、参上しました」

 四人全員で荷物を持ったまま、事務局に入っていく。

「あ、駅伝はお疲れ様でした」

 メガネを掛けた職員が

「はい。なにか呼び出しを食らったようなんですけど」

「あの……部屋の件なんですけど壁壊しました?」

「ええ、ええ、まぁ、そうなんですよね。ちょっと行き来するのが面倒で……、はい」

「不純異性交遊の疑いもありまして、あのぅ……」

「聞いていただければわかるかと思いますが、ラジオ局では不純異性交遊をしている暇がありません」

 ミストがスケジュールを出して、説明を始めた。


「よろしいですか? 朝から、昼休憩、授業後、深夜まで我々動きっぱなしです」

「しかも、動けなくならないように食事と睡眠だけは徹底的に管理していますから、いちゃこらしている時間が本当にないんです。男どもと違って」

「俺たちだって時間はないですよ。そもそも昨年はラックスさんの特別訓練もありましたし、食事会なんかもあって、部屋に帰っても泥のように眠るだけです。せめて少しの間だけでもラジオ以外で話せるように壁を取り払っただけです」

「打ち合わせの時間が取れないから、壁を取り払わないとラジオ局の運営自体無理でしたよ。ましてや不純異性交遊なんて……、できそうに見えますか!?」

 それぞれ、職員を詰めていく。


「そうですか。あの……今年なんですけど、特待十生や駅伝の代表選手もいることですし、個室を用意しているのですが……」

「あ、結構です」

「どこか好きなところに部屋を取っていいと言うなら、図書室の下にある空き倉庫がありますよね? あそこを借りられませんか?」

 ミストが提案していた。おそらく図書室とハシゴで繋ぐつもりだ。いや、もしかして外階段を作るつもりか。

「寮として使うということですか?」

「そうです」

「別に構わないと思いますよ。すぐに申請を出しておきます」

「お願いします」


 そんな風に俺たちは塔の真ん中あたりの階を丸ごと借りることになった。



「広い!」

 行ってみると、木箱が積まれているものの、ワンフロア借りているわけだから、かなり広い。

「掃除して家具を入れたら、狭くなるよ」

「そうかな?」

「とりあえず、引越し作業だ」


 以前使っていた部屋から、ベッドなどを持ち込み、清掃していく。水魔法を回転させながら石壁や床を洗っていくとすぐに汚水になっていく。


「かなり汚れているね。でも、よくミストは知っていたな」

「うん。図書室に入り浸っていたら、偶然見つけたのよ。図書委員がいた時代は、ここで本の修理をしていたみたいでね。ほら、木箱に入っているのはその頃の道具よ」

「へぇ、本当だ」

 木箱には糊や糸、革などが入っていた。

「ということは、図書室に繋がってるの?」

「うん。そこにハシゴがあるでしょ? 天井の蓋を開ければ図書室のカウンター裏に繋がってる」

「知らなかった。なんだ、外階段でも作るのかと思った」

「あ、作る? あると便利だよね」

「外階段はラジオ局と繋げたほうがいいんじゃない?」

「確かに。来年、また部屋って変わるのかな」

「一応、外にも部屋は借りられるんだけど……、借りないよな?」

「借りない。面倒」

「お風呂も食事もついているのに、借りる必要はないでしょ?」

「その通り。でも、だとしたら、昨日と同じ質問なんだけど、稼いだ金をどうする?」

 昨日は答えが出なかった。経済は回すものだと思っているし、お金は貯めておいても都市生活の安心が手に入るだけだ。

 全員、いずれは都会から出るつもりでいるので、どうしたものかと思っている。


「俺としては商売を試すのが一番いいと思うんだけど」

「各種魔法書を残したほうがいいと思うんだよね。エディバラの活版印刷じゃ、ちょっとズレるみたいで。活版でできるところと、手書きじゃないとわかりにくいところとあるみたいだから、魔法陣を描ける人材に投資するのはどう?」

 ミストはすでに調べているようだ。


「いいね。ウインクは?」

「魔道具の時代が来るなら、魔道具の店をやるのがいいと思うけど……、でもそれは皆狙っているでしょ?」

「そうだな!」

 グイルが大きく頷いていた。

「じゃあ、グイルは何を考えているの?」

「おそらく魔道具を修理する魔道具師の連盟ができると思う。というか世界経済会議の議題がそれだと予想しているんだけど、魔道具師の試験を作って、何を修理できるのかでランクを決めるんだよ。その試験で利権が発生するから、それが一番稼げるんじゃないかな」

「問題作りってこと?」

「そう。実は勇者選抜大会もそうだけど、問題って金になるんだよな。コムロカンパニーの歴史をしると環境問題や社会問題を解決しているだろ? でも、コムロカンパニーはほとんどお金を取らないから世界的な信用が付いてきているけれど、本来はもっと稼げるはずだよな。そう考えると、問題を見つけて、それを解決することが重要で、そもそも問題を見つけることが商売につながるんじゃないかって思ってる」

「グイルは時々すごいことを言うよな」

「そうか? でも、お金を求めれば求めるほど、そこにかけるお金が集まってくるような気がするんだよね」

「お金より仕組みが好きなんだ」

「そうかも……。ミストの本への投資だって、都会と田舎には、本の種類や量に格差があるっていう問題があるとも言えるよな。そこの格差をなくすために投資するのは正しいと思うよ」

「問題かぁ……」

「問題への気付きね。ラジオ局をやっている限り、ロケをすれば当事者たちからも話は聞けるから、解決も投書とかで集められるから、実はかなりすごいことができるんじゃない?」

「そうかもしれない」

「いや、そもそも世界各国から選手を集めて駅伝なんてやってるんだから、もうちょっと発想を広げないとなぁ」

「そうよね。でも、リスナーのためにやるのがいいのかな?」

「そうすると、皆のためにっていうことになって、結局魔道具屋を出店することにならない?」

「ん~、まとめるとそうなるよな。コウジはどう思う?」

「俺の母さんはパレードの看板だからさ。たったひとりが抱えている問題のためにお金を使って解決していいんじゃないかと思ってる。それが回り回って経済を回すんじゃないかな」

「うん。賛成」

「私も」

「俺は……、人によるんじゃないかとも思ってるんだ。ジルの場合はうまくいったけどさ。それって誰にでも上手くはまるのかな」

「だからこそ、問題への気付きが大事になってくるんじゃない?」

「あ、そうだな。問題と気づきだな」

「それを今年のラジオ局の方針にしよう」

「異論なし」

「私もそれがいい」

「本当にラジオ局は、普通の学生とは全く違う学びをやっているよな。でも、それが楽しい」

「やろう」


 ラジオ局の方針が決まった。


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