『遥か彼方の声を聞きながら……、2年目』22話「世界樹のアルバイトと伝説の祖父母」
翌日、竜の学校へ行きラジオ局作り。目は見えないが音楽の好きなゼット先生が様子を見に来た。
「ゼット先生、年末はありがとうございました」
「いや、仕事だ。それよりも録音した放送を聞かせてくれ」
録音していたカミーラ薬師の授業やいつもの放送、アリスフェイ各地の民族音楽を聞かせた。
「大陸の北の方ではエルフたちの乗った船が到着していると聞く。ラジオを広めてくれ」
「あ、そういうことだったんですか。じゃあ、皆で小型のラジオを作ってみればいいんじゃないですかね? アンテナは火の国から取り寄せた方がいいと思います」
「竜がそんな小さなことを出来ると思うか?」
竜の教師陣が文句を言っていた。
「魔法陣を彫れる爪があるんだからやってくださいよ。人化の魔法を習得しているなら、小さいとか大きさは関係ないですからね!」
「むぅ、魔道具など竜が作れるとは思えないがなぁ……」
そう言いながらも、北半球から専門家を呼ぶと言っていた。
続いて砂漠に行き、セーラさんの手伝い。親父はそのまま、コムロカンパニーの仕事に向かうことになり、家族旅行は終了した。
「それじゃ、また次の休みにな。ボートは返しておいてくれ」
「はい」
「お、コウジじゃないか。仕事を手伝っていくか?」
ベルサさんが親父を待ち構えていた。
「いや、俺は別働みたいです」
「そうか。あ、ミリア、この前のパレードよかったよ」
「ありがとう。しっかり仕事してね」
「わかってるよ。国が乗っ取られちゃうからな」
ベルサさんはそう言って、親父を連れて、砂漠の空に消えた。
「誰に乗っ取られるの?」
「どこの国?」
俺と母さんの疑問は砂漠の風に消え、セーラさんがやってきた。
「あ、コウジ! 来てくれたのか!」
「手伝えって言ってたから」
「やんわり断られたのかと思ったよ。ミリアさんも、わざわざ遠いところまでありがとうございます」
「いえいえ、家族旅行のついでです」
「じゃあ、ナオキさんも!?」
「ええ、さっきまでいましたよ。ベルサさんに連れていかれましたけど」
「ああ、コムロカンパニーには抜け道作りをしてもらっているんだ。こっちは町づくり」
「国が乗っ取られるって聞いたけど……?」
「勇者の国がいよいよエルフたちに乗っ取られるかもしれません。もちろん、難民も出るのですが……」
勇者の国とは世界樹のある大陸の北部に勇者たちが治めている国々がある。精霊の力も弱いので、世界樹まで勇者や冒険者が来ることはないが、開拓している真っ最中の新興国だ。竜の学校に行っていた俺は近所ではあったが一度も訪れたことはない。ゼット先生にも「コウジが行っても意味がない。むしろ混乱させるから行くな」と渡航禁止にさせられていた。
家族旅行でも行ったことがない。
「そうなんですか?」
「うん。エルフは優秀だからね。不正も暴くし、どんどん制度も変わっている上に、『月下霊蘭』の影響でエルフの渡航も増えているでしょ?」
「南半球にも来てるんですね」
「新しい世界樹があるのはこっちだから、むしろ南半球に来たいと思っているエルフの方が多いよ。航路上の島はエルフの冒険者たちで混んでるし、海賊行為も確認されてるんだから」
「じゃあ、もしかしてセーラちゃんが作る町というのは……?」
「一応、これでも勇者の端くれで土の魔王ですから、避難民の滞在場所の確保です。砂漠のダンジョンに暮らしてくれるならいいんですけど。世界樹の現実を見て、エルフの里に帰ってくれるのが一番です」
「プライドの高い者たちにとって、現実を受け入れるというのは最も難しいことの一つよ」
「そうなんですよ……、ふはぁ~」
セーラさんは心底疲れたというように肩を落とした。
「だからと言って見て見ぬ振りもできないので……」
「わかりました。コウジ」
「うん。なにをすればいいんですか?」
「コウジは木材のカットを。ミリアさんには本当に申し訳ないんですけど、調理と避難民のサポートをしていただければと」
「大丈夫よ。そっちが本業なんだから」
俺と母さんはそれぞれの持ち場について、作業を開始。ドヴァンさんとシェイドラさんが世界樹の小枝を切り出していた。
「墨がついている通りに切っていけばいいですか?」
「ああ、コウジ! 悪いな、頼む」
「魔道具使うなら、工具箱の中に入っているから。設計図はイーゼルの掲示板を見て」
「わかりました」
魔道具の回転する鋸刃を使って、墨入れしてある木材を切っていく。ドヴァンさんはその間に、設計図を見ながら墨入れ。シェイドラさんが石材加工を担当している。
「相変わらず、コウジの魔力は無尽蔵なんだな」
「そんなことないですよ。この前、体育祭で魔力切れになっちゃいましたから」
「本当に!? 精霊とでも戦ったの?」
「ああ、近いです」
「ええっ!?」
雑談をしながら作業を進める。総合学院の先輩であるドヴァンさんたちが体育祭と文化祭を作ったという話を聞いた。
「世界樹のアルバイトは仕事が速いな」
「ドワーフの皆さんに鍛えられてますからね」
「建物だけなら幾らでも作れるわね。あとは、どれくらい人が来るか」
「ダンジョンにも作るんですか?」
「ええ、ダンジョンはゴーレムたちが前からずっと作ってたし、雨風も砂嵐も防げるからダンジョンの方がいいんだけどね。ただ、人間ができる仕事量の限界まで試さないと悪魔が怒るからさ」
「セーラは魔王の称号を譲りたがっているぞ」
「俺にですか!?」
「ああ、コムロ家しか土の悪魔は理解できないって」
「嫌ですよ。断ります」
今後、土魔法は使わないようにしよう。
「称号嫌いは親譲りなのか?」
「誰だって嫌じゃないんですか。自分の人生なのに、わけのわからない称号を手に入れても嬉しくないでしょう」
「おおっ! やっぱり、コウジってコムロカンパニーの息子ね。普通、称号を与えられたら嬉しいもんよ」
「そうかなぁ……。売れない爵位ほど要らないものはないから捨てろってベルサさんに叩き込まれてるから」
そういうと、二人とも笑っていた。
「そう言えば、冒険者カードって作ったのか?」
「いえ、作る前に特別要注意人物兼外部冒険者補助員になりました」
「なに、その長い役職は?」
「わからないですよ。アイリーンさんって親父の知り合いに付けられたんです」
「冒険者ギルドのコムロカンパニーの担当者だな。俺も会ったことがあるよ」
「で、コウジは結局自分のレベルも分からず終いなの?」
「ええ」
「北極大陸に高レベル専用のがあるはずだから知りたかったら調べるといい」
「あんまり興味もないしいいかと思ってますけど」
「そこら辺もコムロカンパニーの息子だよな」
「レベルってそんなに大事ですか? それよりも何ができるかの方が重要な気がしますけど……」
「それはある程度レベルが上がった者の意見さ。何もできないのに森に入って魔物と戦えないだろ?」
そう言われても、物心ついたときには、森に入って魔物と戦っていた自分としてはまるで思い出せない。
「俺はスキルポイントでスキルを取ったことがありませんから」
「それも特殊なのよね」
「でも、今年、攻撃魔法の授業を受けて、火魔法や水魔法を使えるようになったんですよ!」
「ちゃんと授業を受けてるのか!?」
「今は教師も充実しているのね! 羨ましい!」
「コウジ!」
母さんがダンジョンから出てきて、町の建設予定地までやってきた。
「母さん、これからここで仕事をしないといけなくなったから、一人で帰って」
「え!?」
急な親だ。
「ゴーレムたちと一緒にいると自立できないことがわかったわ。お爺ちゃんとお婆ちゃんを呼んだから、一緒に北半球に帰りなさい」
「わかった」
「やっぱりか。ミリアさんにはいずれ来てもらおうと思っていたんだけど、基礎からいてもらった方がいいな」
「ミリアさん、ありがとう。セーラも土の魔王だから、ゴーレムたちに命令しているうちに落ち込んでいたのよ」
「他人が何でも言うことを聞いてくれるという状況にいると、思考が維持に向かってしまうのよ。変革の時期に、あのままだと自責で潰れるかもしれないから気を付けて。うちの旦那みたいに、さらっと他人と距離を取れないと無駄な重荷を背負わされるわ」
「なるほど。確かに……」
「当事者意識を持つことは大事だけれど、当事者になり過ぎても身動きが取れずに停滞してしまうの。加速するなら、ちゃんと加速した方がいいよ」
「ありがとうございます」
俺には珍紛漢紛だが、ドヴァンさんとシェイドラさんには理解できることらしい。たぶん、町づくりに関してのことだろう。
翌日、トキオリ爺ちゃんとシャルロッテ婆ちゃんが町の建設現場で、石材をくり抜いていた。
「おはよう。早いね」
「おお、コウジ、おはよう。朝飯前にやってしまうのでござるよ」
「おはよう。図面通りにやっていけばいいんだろ?」
「そう」
シャルロッテ婆ちゃんが、俺とトキオリ爺ちゃんに糸を持たせて、区画整理を一気に済ませ、砂岩の岩を指示通りにくり抜いていた。
「意外にこういうのは得意なんだ」
「島にいたから?」
「そうでござる。コウジ、爺ちゃんたちが島にいたことを知ったのでござるか?」
「歴史学で習った。すごい勇者たちだったんでしょ?」
「コウジにすごいと言われても変な気持ちになるね」
「え? なんで?」
「コウジは生まれて来た時点ですごかったからでござる」
「なにが? 生命の誕生?」
「身体中、魔石だらけで生まれてきたんだよ。両親が二人とも魔物に近いから仕方がないんだけど」
親父はホムンクルスで、母さんも自分の体とは違うと言っていたのを思い出した。
「今はないと思うけど……?」
身体を確認してみたが、魔石はない。
「生まれた翌日に手術する予定だったのに、吸収したのでござる」
「え!? 俺が!?」
「そう。それで、なんの呪いも病もなく育ってるんだからコウジはすごいよ」
「過去にどれだけ功績があろうと、変えられるのは今だけなのでござる」
「ラジオを広めて、次は何をやるんだい?」
「あ、ラジオ聞いた?」
「おおっ、パレードの放送を聞いたのでござる! でかしたぞ!」
「なんで今まで広まらなかったのかしらね。中継地点は竜の駅にも作るんだろ?」
「あ、そういやベルサさんがそんなこと言ってたけど、俺はよくわかってないよ」
「そうなのかい? 人間の学校に行って何をやってるのかと思ったら、ちゃんと体育祭でも優勝したんだろ?」
「それも聞いてたの?」
「学生たちは面白い議論をしているのでござる。アペニールの農業大学では皆、かじりついて聞いていたぞ」
「え!?」
「かじりついていたのはトキオリ爺ちゃんよ。精霊を倒したのだから、『コウジに決まってるでござる!』って小さいラジオを壊しかけてね。学生たちに怒られてたんだから」
「それだけ注目されているということでござる」
「そうなのか。俺が目立つより、学校の人たちが注目されているならいいんだけど……」
「名前が知られた方が、商売はしやすいだろう?」
「そうかな?」
「知っている人が作っているなら、信用できるじゃないか」
「だったら、農業大学で作った新しい野菜とかの方が売れるんじゃない?」
「農業大学の学生たちもラジオ局を作れないかと言っていたのでござる」
「作ればいいのに」
「コウジが作ってあげればいいじゃない」
「あ、そうか。じゃあ、砂漠の仕事が終わったらアペニールに行くかな」
町づくりは急ピッチで進んだ。シャルロッテ婆ちゃんが砂岩を削るので俺とトキオリ爺ちゃんで設置していくだけ。起きてきたドヴァンさんたちに挨拶をして、午前中には基礎工事は終えていた。
「伝説の勇者たちは健在ですね」
「勇者はやめたよ」
「砂漠も発展するといい。ここから先は人類の勇者に託すのでござる」
午後はあるだけ木材を切り、そこで俺の作業は終了。母さんにアペニールに行くと伝え、親父にも連絡する。
「母さんが砂漠に残って仕事していくって」
『ああ、やっぱりかぁ。アイルも向ってるって伝えてくれ。コウジもあんまり人助けを家業にしないようにな。コムロカンパニーは便利屋じゃなくて清掃駆除業社だ。コウジも学生でラジオ局員であることを忘れるなよ。優しさに付け込む人たちもいるから』
「わかった」
セーラさんに断りを入れ、母さんにも別れの挨拶。
「アイルさんが来るって。俺はもう行くよ」
「うん。また、次の休みでね。コウジも勉強頑張るのよ。友達と仲良くね」
「はい」
俺は爺ちゃんと婆ちゃんと一緒に空飛ぶヨットに乗り、大陸を渡る。傭兵団の貸しボート屋で空飛ぶヨットになってしまったボートを返した。
「親父が改造したので文句は親父に言ってください」
呆れている貸しボート屋の親父に延長料金を支払い、実家に立ち寄って昼食を食べる。保存食も食べておかないとそのうち腐って魔物化してしまう。
昼寝を決め込んでから、夕方起き出して赤道のジャングルを通過。夜行性の魔物は多いので、夜食も狩っておく。大きなヤシガニの殻を取って、ある程度解体。シャルロッテ婆ちゃんの空間魔法で保存してもらった。
アペニールは入国手続きが面倒なので、裏から入って先に銭湯に寄っておく。きれいに身体を洗って出てきたら、月が夜空に浮かんでいた。
入国手続きを済ませて、農業大学へ向かう。
「あ、教授。お出かけでしたか」
「孫を迎えに行ってたんだよ」
シャルロッテ婆ちゃんもトキオリ爺ちゃんも農業大学では教授と呼ばれている。教師みたいなものか。
「もしかしてコウジくんですか!?」
大学の門兵は驚いていた。
「そうです。夜にすみません」
「いや、アペニールは夜型の者が多いですから……」
「すまんが、中庭のバーベキュー場を使わせてもらうのでござる」
「わかりました。使用許可はこちらで受け付けておきます」
中庭のバーベキュー場でヤシガニを焼いていたら、学生たちが集まってきた。
「教授、もしかして彼は体育祭の覇者のコウジ氏ですか?」
「そうでござる。この農業大学にラジオ局を作るつもりだ。とりあえず、このヤシガニが余ってしまうので、皆食べるように」
「ラジオ局!?」
「コウジくんか! 光の精霊をぶん投げたというのは本当か!?」
「待て待て、それよりもラジオ局を作るってアペニールから番組を配信できるようになるということか!?」
「どこで獲ってきたんですか!? このヤシガニは!? 研究に回すので殻は取っておくように!」
いつの間にか、校舎から学生たちがおにぎりや自家製のどぶろくを片手に飛び出してきて、宴会になっていった。
「体育祭の様子を聞いたのでござるよ。あの光の戦士は元より、影魔法を使うミノタウロスの彼は随分心根の熱い男だな」
「研究員として農業大学に呼べないか」
爺ちゃんの同僚だという教授たちが聞いてきた。
「卒業後の進路までは知らないので、言ってみましょうか?」
「いや、正式に勧誘に行くつもりだ。ラジオを聞いて、かなり技術の格差があることがわかった。やはり本だけでは伝わらないことがあるな」
「そうですね。ラジオでも言ってないことは多いと思います」
「やはりか! 我々は総合学院の植物園が気になっているのだが、エルフたちの技術はすごいのか?」
別の研究をしている学生たちが聞いてきた。
「エルフたちの技術というよりも、本人たちの努力ですよ。育てる能力もそうですし、そこからお金に繋がるルートを考えるのも理解していて、ラジオショップの新商品も作ってきてくれるんですよ」
「商品化かぁ! 競争に自ら飛び込むことで、ニーズを知りに行くということだろ? いや、いかに自分たちが弱いのかよくわかるよ」
「エルフは長寿だから、何度も失敗することが前提で生きてるのか……。精度が上がるわけだ」
「ダンジョン学とはどういう学問なのか聞いてもよろしいですか?」
女学生がどぶろくを渡しながら聞いてきた。
「俺は飲めないんです」
「そ、それは失礼……」
「ダンジョン学は、飼育学というのがなかったので、今は環境学のようなことから始めていますね」
「早起きしてオックスロードの乳しぼりなどはしていないのですか?」
「してませんね。基本的に環境を作って、魔物は放牧状態です」
「自然農法に近いのですね」
「そうですね。でも、実体を持たせれば、そういう酪農もできますよね。逆に聞きたいんですけど、気候の変動によるストレスもありますよね?」
「もちろんですよ。品種改良をすれば生産量は上がりますが、それだけ病気には弱くなったり……。本、読みますか?」
「いいですか? 今、ダンジョン学の助手をしていて、ダンジョン運営の方に重きを置きすぎているんですけど、ダンジョンの生産性を上げる方向もありますよね?」
「もちろんです。アペニールでは飼料、肥料作りのノウハウはあるのですが、場所と環境が揃わないことが多いのです」
「ダンジョンと逆だ……。肥料作りって、スライムを使った肥料作りですか?」
どこかで聞いたことがある。
「そうです。知ってるんですか?」
「話だけですけど……」
もしかして、肥料を作って飼料用の植物を育てて、実体化させていった方が、ダンジョン作りとしては正攻法なんじゃないか。
「飼料の植物について聞いても?」
「構いませんが、ほとんど一年草ですよ」
「その一年草の植物の野生のものはないんですかね?」
「もう何千年も前から品種改良が進められていますから、環境によって変えるのがいいと思いますけど」
「もしかして大学で買えます?」
「売れるのですか?」
「買いますよ」
「ちょっと待ってください。専門で研究している者がいますから……。ちょっと! こっちに来て!」
飼料を研究している学生に会い、南半球で試している麦について聞いたり、海藻飼料について聞いたりしているうちに、夜が更けていった。
やはり農業は研究自体が面白いから、失敗も成功も聞きたくなる。
翌日、ラジオ局を作り始めた。素材がないものもあり、火の国から取り寄せすることになった。なかなか外国から輸入するということがないアペニールだが、ちゃんと「ラジオ作り」という名目があれば交易も問題はない。
「トピックとか収穫祭の結果だけでなく、日々の実験結果なんかも放送すると面白いと思うんですよ」
「しかし、ラジオに適した司会者などがいないぞ。皆、寡黙な研究者ばかりで」
「祭り好きの学生もいるでしょう?」
「いるにはいるが、喋れるかなぁ……」
「台本があるので、それの通りに喋ればいいんです。慣れてくれば、自分の言葉で話し始めると思いますよ」
取り寄せた素材が来て、番組作りまでちゃんと教えておいた。
せっかく竜の学校にもラジオ局を作ったのに全然始まらないから、どういう番組を作るのかを教えた方がよさそうだ。
ゲンズブールさんに呼ばれたのは、アペニールでアンテナを建てていた頃だった。