こんにちは 青春
僕の朝は早い。
なにせ一人暮らしなのだ、様々なことを自分の力だけで成していかなければならない。両親は既に他界している。今は親父の知り合いである斎藤さんにお世話になっているがいつかは恩を返せなければ。
なんて事を考えつつフライパンをかえす。
ーうん、今日も良い出来だ
僕は完成したスクランブルエッグを皿に出して・・・
「ごめん、ちょっと待って」
「なんだ?ここからは僕のモテ語が始まるのだが・・・」
「いやお呼びじゃないから、おじさんたち勝手に殺さないの」
ー別に良いじゃないかー
と僕は思ったがそれを口に出すと叩かれるのでやめておいた。こんな事で痛みを受けるのは嫌だしね。
まったくもってこいつの心の大きさと胸の大きさは反比例している、胸の十分の一程でも良いから大きくなって欲しいものだ。
「ねぇ、聞こえてる?だいたい私が話してる時はちゃんと聞きなさいよ・・・って何所見てんのよ!?」
「何所と言われても胸しかないだろう。特にその寄せてあげるポーズは最高だ!男心を狂わせるじゃないか!」
「死になさい、原子レベルで」
痛い、アイアンクロー痛い。
だがこの胸の感触はたまらない、何を言ってるのかわからない。
そして僕の視界は閉じた、ナイスおっぱい。
「なんっだってお前はそう性欲全快ノンストップで走り続けるんだ!?もっと隠して生きていく事ぐらいできるだろう!」
「ガイアがもっと熱くなれと叫んでいる。だから反省はしていない。後悔もしていない」
「ガイアの存在そのものが怪しいみたいだなお前には!だいたいアフターケアをするのは誰だと思ってる!」
ーそれはお前の仕事だろ?
あれ?目が冷たい、事実・・・いや真実を言ったまでなんだが。それよりも食堂で大声を上げるのはやめた方が良いと思うんだがどうだろうか?食べる時は静かにすべきだと思うのだが。
「お前が元凶だろ・・・。だいたいなんでセクハラみたいな事をしてるんだ?」
「お前と違って僕はオッパイマイスターを目指して日々精進を重ねている。そのためには必要な事だったんだ・・・!」
「その職業につけるわけないから。女性限定だから」
・・・なん・・・だと・・・!?
小学4年生からの夢が・・・!ここで潰える!?
認めない、認めないぞぉぉぉぉ!!
こうなったら政府を取り囲んでやる!
僕は日本政府をぶち壊して合衆国ニッポンの設立を宣言する!
「無言真顔で荒ぶる鷹のポーズはやめてくれ」
「全力で女子をかき集めてこいオレンジ!」
「誰がオレンジだ!俺はスザクの方が好きなんだ!」
「ウザクwwww」
ラーメンぶちまけられた。
こいつの武装錬金は強力だぜ・・・!
ー小休憩ー
話し合った結果、あいつがどうにかしてくれるらしい。
さすが『ソレ科ナンテ種エロゲ』の末裔。
我が友人ながら氏ねば良いと思う。
「そこのところ、正直どう思う?」
「君はなんでそう唐突なんだい?確かに彼の女性関係は凄まじいが今は僕との会話を楽しむべきだと思うのだが・・・」
ー僕は女性と話すなら母性あふれる人が好きなんだ、具体的には胸の大きい人がー
とは言わず会話は続く。
「・・・っと。少し話しすぎたかな、もう6時になってしまった」
「家まで送ろう」
「へぇ・・・。君がそんな紳士的な態度を取るとはね、僕の努力も身を結んで」
「また痴女姿を晒しそうだからだ」
まったくもって意味がわからない奴だ、僕はいつでも変態<しんし>だというのに。
「それじゃ、また明日」
「あぁ、放課後すれ違う事すらないように祈ってるよ」
そんな事を言って別れて一人家まで帰る。
「ただいマンドリルのギガドリルブレイク」
「うちを天元突破させないでほしいわね」
母がつっこんできたがスルー。
さてパソコンを開いて昨日の続きをやらないと。
今日も中々ネタにあふれる毎日だった。
しかし日本の胸囲はどのくらいがちょうどいいのだろうか?是非とも検証したいが。
「さて、後は題名だけか」
タイトル
一番の掴みだ。
ここで失敗してはいけない。
何かないか?超エキサイティィィィィン!!!!のようなタイトル?
・・・・・・
まぁいい最初だから
「『こんにちは、青春』でいいか」
それではおやすみ
どうも和菓子折「わのかしおり」と申します。
この駄文を最後まで読んでくださったかたはお分かりでしょうが文才のない私が煮詰めもせず適当に書き連ねた物です。
最後までの読んでくださってありがとうございました。