祇園精舎、ぺたんこの鐘の音
この作品を手に取っていただき、ありがとうございます!
「平安時代に転生した変態紳士が、まさかのモテ無双!?しかも好みはぺったんこ限定!」という、非常にニッチかつ真面目にふざけた物語が始まります。
現代知識?そんなものは役に立たない!
運もスキルもないけれど、なぜか周囲が放っておかない。
ちょっと変わった視点から、歴史×転生×コメディ×ラブ(たまにシリアス)をお届けします。
それでは、どうぞ本編へ!
"「祇園精舎の鐘の声、ぺたんこの響きあり――」
そう口にしたのは、俺がまだ“現代”を生きていた頃。
営業マンとして、朝から晩まで都内を駆け回る日々。
だが俺には、他人には決して理解されない信仰があった。
──それは、ぺたんこが好き、という信念。
胸が控えめな女性こそ、この世の真理。
スレンダーにして気高く、無駄を削ぎ落とした神の設計。
俺はそう信じて疑わなかった。
だがある日。
ランドセルを背負った小さな女の子が、赤信号の横断歩道に飛び出した。
「危ないッ!」
咄嗟に体が動いた。結果、俺は……。
トラックに撥ねられ、地面に叩きつけられ、
気が付けば、俺は――
平安時代に転生していた。
(第2話につづく)"
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
記念すべき第1話、いかがでしたでしょうか?
主人公はまだ何もしていませんが、これから色々と巻き込まれます。というか勝手に巻き込まれます(笑)
ぺったんこセンサーの使い道?
真面目に考えるだけ無駄かもしれませんが、一応ちゃんと物語に関係しますのでご安心ください。
次回も、ゆるくも熱く展開していきますので、お付き合いいただけると嬉しいです!
お気に召しましたら、お気に入り登録や感想などお待ちしています!