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炭酸水って・・・・・・

念のためと凛花の様子を見続けていたが、特に変わりはなく本当にあの説は違ったと考えて良かったのだと確信できた。そうなると、お母さんの心理が分からない。

それにそういえばお父さんもそんなこと口走ってたし。

二人が何故そこまで前向きに考えているのが分からない。

あの約束を僕が大事にしているのは知っているはずなのに。


結局勉強出来たのかただ、余計に疑問が深まったのか、一つの説が潰れたのか、どれが主だったか分からない公園での勉強は、お昼になるチャイムにより一旦中断することになった。

徒歩10分以内にコンビニはなく、その点からもこの公園に人が集まらないのだろうと推測できた。

それなのに車を止める駐車場もない。

住宅街からも離れている。本当に何でこんなところにあるのか謎の公園だ。


往復約30分でコンビニによって弁当を買ってきた。

もちろん、飲みジュースも一緒に買ってきた。

「炭酸水って美味しくなくない?」

僕がそう言うのは凛花が炭酸水を買っているからである。

「そんなことないよ?飲んでみる?まだ口はつけてないけど」

・・・・・・それってどうせ後で間接キスになるやつだろ。

それに・・・・・・

「良いよ。味は知ってるし」

そう、興味本意で飲んだことがあるのだ。


その結果があの問いに繋がると言えば僕がどう感じたのか分かるだろう。

飲めなくはないが、一口飲んで残りは捨てようかなと考える位には嫌いだった。

それは勿体ないとその辺にあるジュースに混ぜて飲んでなくしたが、その手段がなければ本当に捨てていたかもしれない。


「そう?炭酸水飲むと良い効果があったりするんだよ?」

・・・・・・それでも飲みたくはないな。

「例えば?」

飲みたくはないが炭酸を加えただけの水にどんな良い効果があるのか気になり聞いてみた。

「例えば・・・・・・・・・色々だよ。うん」

良い効果があるのは知っていてもその効果は知らないのか。

「そうなんだ」

これ以上の質問はやめておいた。


そして、相変わらずというか僕が買ったものと同じ弁当を買っていた。

違うものを頼んだのって遊園地の昼くらいか・・・・・・・・・

もしかしてあそこのメニューが大盛りだって知ってたな。

だから、食べれないことを見越して少なめのものを・・・・・・・・・

そこで対応するのなら始めに注文するのを止めてほしかったものだ。


まあ、今さら蒸し返したりするのは何でもお願いできる券を要求されてもいけないため辞めておこう。

それにあの時のことを思い出すと・・・・・・


「どうしたの?私の口元見て。何か付いてる?」

そう言いながらスマホを取りだし顔を確認する凛花。

「何も付いてないじゃん。何で見てたの?」

「さあ」

「あ、はぐらかしたな。何でもお願い」

「ただそこに目線がいってただけだって」

あ、危なかった言い切らせるとまた増えるところだった。

何でもお願いできる券カウンターはやはり廃止することにしました。

理由は忘れてしまうのと中々枚数が変わらないからです。

もしかすると枚数が変わった話の時のみ出てくるかもしれません。

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